居間から廊下へのドアにあるフェレットガード
あくまでも猫用ではなかったが
ここは人間に開けてもらうものだと決めたらしいココさん
けど、開けろの要求が頻繁で、そうそう言うことを聞いてられない
今日はなかなか言うことを聞かない下僕に、少々ご機嫌斜めなココさん
開けてもらうまで!と、ガードの前から動かなかったところに、
ウツボがやってきた
て、いつものようにご挨拶しようとしたら
虫の居所の悪いココさん、珍しく拒否して、ちょいとソフトな猫パンチを繰り出した
当たらなかったものの、ウツボはびっくり
でも、そこは空気を読むウツボだから、
触らぬ神に祟りなしとばかり、静かに後ずさりしていったが
大ちゃんの場合、そういうわけにはいかない
格好の場所から動かないココさんに、あ・そ・ぼ! と突進してきた
ウンナー
と、ココさん、切羽詰まって
ひょいッとガードを跳び越えてスタッと廊下側に降り立った
ウツボに追われてどっぴんしゃん
いや、大ちゃんに追われてジャンピンシャンか?
これぞ猫だ
ココさん、普通は跳び越えられるんだよ 猫なんだから
さて、これからは開けろのウンナァはなくなりそうかな
って、勝手に廊下、勝手に階段
これ、いいことなのか? 面倒くさくなるってことなのか?