真空管アンプの自作日記

しばらく中断していたアンプ作りを、また始めようかと思っています。
備忘録を兼ねてます。

808イントラ反転アンプ 再組立て3

2017-08-23 13:16:40 | 808アンプ
昨日より半田ごてを使っての組み立てに入りました。
手始めに、808のグリッドバイアスの電源を作りました。
原典では、左右チャンネルとも、共通の電源ですが、左右で分けることにしました。


ユニバーサル基板ではなく1.5mm厚のガラエポ(FR-4)とハトメを使って、作ってみました。


こんな感じの実装となります。

このアンプを製作した当時は、秋葉原にあった富士商会で、ペアー組みされた808が簡単に入手できましたので、左右共通でもよかったのですが、
もう貴重品になってしまった808の状況を考え、不本意ですが、左右別電源としました。

808イントラ反転アンプ 再組立て1

2017-08-15 15:52:41 | 808アンプ
先日、解体した808イントラ反転アンプの再組立を始めました。
今回の再組立てのテーマ?は、老朽部品の交換ですが、合わせて放熱対策と容易なメンテナンス性の確保も重要なことと考えています。
手始めに、大型の電解コンデンサーの実装について考えてみました。
まずは、以下をご覧ください。


もともとのシャーシです。
解体前は、OPTの裏側にブロック型の電解コンデンサーを一列に6本立てて実装していました。
ですが、今現在この手のブロック型の電解コンデンサーは簡単に入手できないので、以下のように、このスペースに”箱”を設けて、
その中に、ラグ端子を使って、基板取り付けタイプのコンデンサーを収納することにしました。
”箱”は、手元にあるアルミ材で自作したのですが、精度は今一つですし、見た目も冴えませんが、所詮素人工作ですし、機能優先ということで
これで良しとしました。






電源部のコンデンサー(220μF 450V 5本)と808のフィラメント電源部のコンデンサー(22000μF 16V 4本)をここに収めるつもりです。
この実装であれば、重量級アンプをひっくり返すことなく、容易に交換が可能なはずです。
なお、この箱の底板は、本体シャーシ天板より3mmほど浮かして取り付けています。
3mm浮かすことによって、6か所あるブロック型の電解コンデンサーの取付穴(Φ36)を、塞ぐことなく、これを放熱のための通気口として活用できると考えたからです。
まぁちょっとした思い付きですから、効果のほどは??ですが、簡単にできることなので、試してみることにしました。

808イントラ反転アンプ 真空管いろいろ

2017-08-07 16:19:38 | 808アンプ
再組立てする808イントラ反転アンプに使用できそうな手持ちの真空管を集めてみました。


JAN-CDR-808(GE)とJAN-CRC-808(RCA)


各社6CK4
ブランド違えど、構造は全く同じ。左よりSYLVANIA、ZENITH、TUNG-SOL、RCA
多分出所はみんな同じだと思います。


12AU7類似管
左よりRCA5814A、RCA5963、SYLVANIA5814A

808イントラ反転アンプ解体しました。

2017-08-06 12:05:08 | 808アンプ
本日、808イントラ反転アンプ解体しました。
重量級アンプですから、解体とはいえ、気を使いました。
以下、再組立て時に再利用するつもりのパーツです。


発熱のすごいアンプなので、タイト製のソケット、プレートキャップ、端子台は、ベターチョイスだと思っています。
ですが、いまこの手の部品で良質のものが入手できるのかちょっと疑わしいので、これらについては、クリーニングして再使用することにしました。


このシャーシの天板は、重量級トランスを載せるので、2mm厚では、心もとないと思い、3mm厚のアルミ板で作りました。
家内制手工業(要は手加工)で、タカチのOSケースに合わせて3mm厚のアルミ板を切り抜き、それを当時の鈴蘭堂に持ち込んで、塗装をしていただきました。
そのため、その当時のSLケースの天板と同じ塗装(アイボリー色のレザー?調)となっています。
今となっては、鈴蘭堂さんとのこういったやり取りは、ちょっとした思い出ですし、このような大型シャーシは、もう作る元気も気力もありませんから、今回の再組立てには、少しの追加工をしてそのまま使おうと思います。