真空管アンプの自作日記

しばらく中断していたアンプ作りを、また始めようかと思っています。
備忘録を兼ねてます。

出力管差し替えPPアンプ測定 1月3日

2020-01-03 12:59:40 | 差し替えPP
本日より、出力管差し替えPPアンプの測定を始めました。
とりあえず、本日はTESLAのKT88を挿し、オシロを見ながら大きな問題のないことだけを確認しました。
明日以降、データ取りを始めます。
それにしても、各出力管ごとにデータを取るとすると、結構時間がかかりそうですね。
のんびり、やるつもりです。



差し替えPPアンプ四態

2019-12-27 12:06:40 | 差し替えPP
年末で、忙しくなってきました。
やりかけの年賀状を今日のうちに終わらせ、アンプ作りで荒れ放題となった工作部屋を掃除して・・・・などなど。
ということで、差し替えPPアンプの測定は来年に持ち越しすることにして、各出力管を挿した四態を画像に収め本年のアンプ作りの活動を締めることにしました。
以下ご笑覧ください。


TESLA KT88


GE JAN 6550A


松下 6CA7/EL34


RCA 6L6GC

こうして(外観を)比べてみるのも、なかなか面白い!




ちょっと骨休め

2019-12-26 16:37:19 | 差し替えPP
昨日、測定に入れる状態まで出来上がった出力管差し替えPPアンプですが、本日は気分をかえようと、銘板を作ってみました。
というのも、もともとこのアンプのシャーシは、以前に解体したアンプのシャーシーの残骸を流用して作ったものなので、フロントパネルに不要の大穴が2か所も開いていて、気になっていました。それを、銘板のようなものを張り付けて隠してしまうのが良いだろうとの考えからです。
それで、ありあわせのもので、以下のようなものを作った次第です。

素人製作の銘板もどきですから、ろくなものではありません。ですが、ちょっとした工作を楽しめました。
せっかくですから、パイロットランプ(LED)を仕込むことにしました。




あまりぱっとしませんが、無用な穴は見えなくなりましたので、良しとしましょう。






出力管差し替えPPアンプ進捗 12月25日

2019-12-25 14:54:39 | 差し替えPP
前々回の記事にて、360V内外と推測していた電源電圧が、それよりも20~30V程度高めに出てしまった報告をいたしました。
その対策として、①電圧降下の大きい整流管を使用する。②整流管出口の電解コンデンサーの容量を小さくする。③それでもダメな場合は、整流管出口に抵抗を挿入する・・・
などいくつか実験してみようかと思って部品まで手配していたのですが、ちょっと面倒臭くなってしまいました。
それで、安易な妥協をすることに。
電源トランスのB電源の取り出しタップを一段下げて、280V~0~280Vにして、整流管は、先日の実験で電圧降下の少なかったシーメンスの5AR4/GZ34に置き換え
整流管出口の電解コンデンサーを100μFとしたところ電源電圧は、340V~345Vとなるようなので、これでいくことにしました。
あとは初段の供給電圧を予定通りとなるよう、ちょっと抵抗を加減して、これにて配線終了。次回より測定を始めようかと思っています。
とりあえずですが、配線完了なので、以下画像アップいたします。
ご笑覧ください。












以下現時点での回路図です。



とりあえずGE JAN 6550Aを挿して聞いてみました。

良い感じです。




出力管差し替えPPアンプ進捗 12月22日

2019-12-22 15:18:12 | 差し替えPP
前回の記事にて、電源電圧が予想より高く出た旨の報告をいたしました。
予定では、電源電圧は、360V内外かと考えていたのですが、それよりも20~30Vぐらい高く出ました。
それでも、出力管の最大定格を超えることはないので、あまり気にしていないのですが、そのまま放置するのも癪なので、
ちょっと対応を考えてみようと、イタズラを始めました。
それで、手っ取り早いのは、整流管をもう少し電圧降下の大きい管種に変えてみようかと思いまして、RCAの5V4GAを挿してみました。
5V4GA自体は、5V4Gに比べて電圧降下が少ないような気がしていましたので、あまり効果は期待していなかったのですが、予想通りというか・・・
ほぼ、5AR4を挿したときと変わらない感じでした。
それで、実際のところ5AR4とどれくらいの違いがあるのかちょっと確認してみたくなりまして、バラックを組んで手持ちの球の電圧降下がどれくらいなのか調べてみました。
思いっきり寄り道です。


測定は、各ユニットごとに測るのは面倒なので、両極をパラ接続して、300mAを流したときの電圧降下を測りました。
以下その結果です。



ここで、あ~やっぱり!と思ったのが、フィリップスECGの5AR4とRCAの5V4GAです。ほぼ同じような電気的特性と言えるような測定結果となりました。
で、その両者を並べて外観を比較してみると

左2本がRCAの5V4GA 右2本がフィリップスECGの5AR4です。
まぁ瓜二つですかね。推測ですが、出処は、同じかもしれません・・・・ 
いずれにしても、この5V4GAに差し替えるだけでは、なにも変わらないことがわかりました。
だからと言って、直熱管の5U4GBや5T4も嫌だし。本日成果なしです。
あ~疲れた!
また明日以降考えることにしました。本日ここまで。