前回の記事にて、電源電圧が予想より高く出た旨の報告をいたしました。
予定では、電源電圧は、360V内外かと考えていたのですが、それよりも20~30Vぐらい高く出ました。
それでも、出力管の最大定格を超えることはないので、あまり気にしていないのですが、そのまま放置するのも癪なので、
ちょっと対応を考えてみようと、イタズラを始めました。
それで、手っ取り早いのは、整流管をもう少し電圧降下の大きい管種に変えてみようかと思いまして、RCAの5V4GAを挿してみました。
5V4GA自体は、5V4Gに比べて電圧降下が少ないような気がしていましたので、あまり効果は期待していなかったのですが、予想通りというか・・・
ほぼ、5AR4を挿したときと変わらない感じでした。
それで、実際のところ5AR4とどれくらいの違いがあるのかちょっと確認してみたくなりまして、バラックを組んで手持ちの球の電圧降下がどれくらいなのか調べてみました。
思いっきり寄り道です。
測定は、各ユニットごとに測るのは面倒なので、両極をパラ接続して、300mAを流したときの電圧降下を測りました。
以下その結果です。
ここで、あ~やっぱり!と思ったのが、フィリップスECGの5AR4とRCAの5V4GAです。ほぼ同じような電気的特性と言えるような測定結果となりました。
で、その両者を並べて外観を比較してみると
左2本がRCAの5V4GA 右2本がフィリップスECGの5AR4です。
まぁ瓜二つですかね。推測ですが、出処は、同じかもしれません・・・・
いずれにしても、この5V4GAに差し替えるだけでは、なにも変わらないことがわかりました。
だからと言って、直熱管の5U4GBや5T4も嫌だし。本日成果なしです。
あ~疲れた!
また明日以降考えることにしました。本日ここまで。