9R-A6アンプ検討２

昨日始めた9R-A6アンプ検討ですが、まずは、奥村康一さんが'88.2のラジオ技術誌に発表された《6R-A6プッシュプルパワーアンプの試作》という記事を読んでみました。
その試作アンプは、ムラード型の位相反転回路を持つAB1級プッシュプルで、出力段は、固定バイアスにてプレートに330Vをかけて、TANGOの10KΩのOPTを使い、7Wの出力を取り出しています。
とても手堅い構成のアンプで、正統派というのでしょうか、お手本となるアンプ作りだと感じました。
ですが、私にはちょっと敷居が高く感じました。もっと軽い気持ちで、楽しめるモノを考えてみたいというのが、今の気持ちです。
出力は、もっと控えめで良し。なるべくシンプル、少ない部品点数で、小型アンプに仕立てる・・・・こんなことを考えています。
やっぱり、ぺるけさん式全段差動PPが本命かなぁ。