真空管アンプの自作日記

しばらく中断していたアンプ作りを、また始めようかと思っています。
備忘録を兼ねてます。

ご無沙汰しています。

2022-07-20 10:14:05 | 46シングルアンプ
ご無沙汰しています。
しばらくの間、いろいろと忙しく時間が取れなかったのですが、ちょっと落ち着きましたので、
またアンプ作りを始めようかと思っています。
手始めに、46という球を使ってシングルアンプを考えてみようと思います。

46という球ですが、以前は不人気球で、ずいぶんリーズナブルな価格だったと記憶しています。
そのせいか、私の手元にも、10数本ほどあるのですが、一度も使用することもなく今に至っています。
今回は、とりあえずシングルアンプで音を出してみようと考えています。

手元にある46 左より、SYLVANIA、TUNG-SOL、TUNG-SOL、TUNG-SOL、

さて、46という球ですが、いろいろ調べてみたのですが、A級オペレーション時の最大定格がどうもはっきりしません。
動作例では、以下のような動作例(RCA TUBE MANUAL)が示されているのですが、・・・

これによれば、プレート損失は、5.5Wで、出力1.25W・・・なんとも内輪すぎる動作のように思えてなりません。
それで、過去、この球を起用した製作記事を当たったところ、
随分昔のラジオ技術誌で佐藤定宏さんが発表された46PPAB2級アンプの動作例を見つけました。
これによると、プレート損失10W(静止時プレートに330V、プレート電流30mA)で使用しています。
今回はこれを参考に検討をしてみようと考えています。

なお、上記の記事のプレート損失の約10Wは、いけそうな気がするのですが、RCA TUBE MANUALにあるプレート電圧250Vmaxに対し、
330Vとだいぶmax値を上回った使い方をしています。
これをどう考えるかですが、・・・・
一応私の勝手な解釈(=希望的観測)として、古いナス管の46であれば遵守するべき定格かと思いますが、後年のST管の46であれば、
・・・大丈夫かもしれない・・・なんて思っています。
まぁ、遊びでやっていることですから、人柱になったつもりで試してみようかとおもっています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿