先日、解体した808イントラ反転アンプの再組立を始めました。
今回の再組立てのテーマ?は、老朽部品の交換ですが、合わせて放熱対策と容易なメンテナンス性の確保も重要なことと考えています。
手始めに、大型の電解コンデンサーの実装について考えてみました。
まずは、以下をご覧ください。
もともとのシャーシです。
解体前は、OPTの裏側にブロック型の電解コンデンサーを一列に6本立てて実装していました。
ですが、今現在この手のブロック型の電解コンデンサーは簡単に入手できないので、以下のように、このスペースに”箱”を設けて、
その中に、ラグ端子を使って、基板取り付けタイプのコンデンサーを収納することにしました。
”箱”は、手元にあるアルミ材で自作したのですが、精度は今一つですし、見た目も冴えませんが、所詮素人工作ですし、機能優先ということで
これで良しとしました。
電源部のコンデンサー(220μF 450V 5本)と808のフィラメント電源部のコンデンサー(22000μF 16V 4本)をここに収めるつもりです。
この実装であれば、重量級アンプをひっくり返すことなく、容易に交換が可能なはずです。
なお、この箱の底板は、本体シャーシ天板より3mmほど浮かして取り付けています。
3mm浮かすことによって、6か所あるブロック型の電解コンデンサーの取付穴(Φ36)を、塞ぐことなく、これを放熱のための通気口として活用できると考えたからです。
まぁちょっとした思い付きですから、効果のほどは??ですが、簡単にできることなので、試してみることにしました。