木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

霧氷 木曽滞在二回目

2019-02-08 08:01:33 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -4.0℃   昨日の最高気温   7.4℃
木曽町新開     午前8時の気温  -3.5℃     今朝の天気    晴れ


今日は
鎧を着た冬芽の紹介をしようと
準備していたのですが
久しぶりに
霧氷が美しかったので
急遽霧氷の紹介です。


木曽にやってきた
1月27日以来
2回目の霧氷が
見られました。


1回目は
1月30日の朝
最低気温は-17℃でした。


新地蔵トンネル入り口の
気温はマイナス12℃ですが
実際の気温より
若干高めを示すようです。


そして昨日が2回目
最低気温は-8.9℃
夜明けごろから薄雲が
広がり始めたので
霧氷は結構長い時間
見ることができました。


霧氷は氷点下の気温(開田では-5℃程度?)で
過冷却された霧や水蒸気が
樹木などに当たり
その刺激で凍り付いて
白い花が咲いたように
見える現象です。


近くで見ると
美しいのですが
写真に撮るのが難しく
いつも敬遠していました。


と言うのはいい訳で
朝が苦手なだけなのですが・・・。


先日はモルゲンロートが
撮りたくて
珍しく早起きしましたし
今朝は散歩の時間まで霧氷が
残っていましたので
撮影することができました。


過冷却の水分・・・氷点下以下になっても凍っていない霧や水蒸気のことです。



ニシキギ 冬のユニークな姿

2019-02-07 08:01:24 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -8.9℃   昨日の最高気温   3.8℃
木曽町新開     午前8時の気温  -7.0℃     今朝の天気    晴れ

冬芽の写真を
撮りながら歩いていると
丈夫な鎧をまとっている
冬芽をよく見かける。


たくさんの鱗で
冬芽を守っている。


そのうちのひとつ
ニシキギだ。


ニシキギ アキラと言う
スターがいたが・・・
あれはニシキノ アキラか?!


公園や生垣として
植栽されていて
街中でもよく見かける。


ここ開田高原を
歩いていると
秋の紅葉がひときわ
美しい。


錦のように
紅葉が美しいため錦木と
名付けられたようだ。


枝に不思議なものが
ついている。


これは翼(よく)と呼ばれ
コルク質の
板のようなとっきものだ。


何のために
このような翼を持つのかは
よく分からないらしい。


冬芽がが出ている所は
翼が切れている。


何となく冬芽を
守っているように
見えなくもない。


この木も別名を
たくさん持つ。


コルク質の翼があることから
「オニノヤガラ」
「ヤハズ」
「カミソリノキ」など。


先日もニシキギの枝が
駅の活け花に入っていた。
もちろん大阪での話だ。


ユニークな姿が
好まれるのかもしれない。


次回は
たくさんの鱗で
冬芽を守っている
他の仲間を紹介します。


可愛い双子の冬芽 カエデの仲間

2019-02-06 08:01:06 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -6.4℃   昨日の最高気温   5.0℃
木曽町新開     午前8時の気温  -3.5℃     今朝の天気    曇り


今日の散歩は
カエデの仲間の
冬芽を見つけて
写真を撮ろう!
と言う目標で
歩いた。


カエデの仲間の特徴は
葉が対生
すなわち枝の同じ所から
対になるように
生えていることだ。


と言うことは
冬芽も対(つい)に
なっている。

(オオモミジ)

枝のてっぺんの冬芽は
双子のように可愛く
並んでいる。

(オオモミジ)

枝の途中の冬芽は
同じところから
左右に角のように
出ている。

(ウリハダカエデ)





小さい双子の冬芽を
探しながら歩くのは
至難の業だ。

(ウリカエデ)

ついつい立ち止まって
枝を引き寄せ
老眼の目で確認する。


散歩は遅々として
進まないことになる。

(ハウチワカエデ)

去年の春
カエデの花が
咲いていた場所では
名前が分かるが
偶然見つけた
カエデの冬芽は
樹皮や冬芽図鑑で
検索した。

(ハウチワカエデ)

間違っているか
あっているかは
今春花が咲いた時に
確認するしかない。


街中の公園でも
イロハモミジなどが
植わっているので
機会があったら
可愛い双子の
春を待つ姿を
見つけてください。




雨が降ってフキボコが・・・。

2019-02-05 08:00:30 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -4.3℃   昨日の最高気温   8.8℃
木曽町新開     午前8時の気温  -5.0℃     今朝の天気    晴れ

一昨日
昼過ぎから
雪がチラチラ降りだし
夕方には
一面真っ白になりました。


夕食の頃
雨戸を開けてみて
驚きました。


音を立てて
雨が降っているのです。

気温は2℃
もちろんプラスです。


夜中も
雨音と雪が屋根から
落ちる音で
目が覚めるほどでした。


昨日
朝起きると
雪の上に
大きな水たまりが
できています。


水を含んだ雪は
歩きにくいだろうと
想像しながら
歩き始めました。


あちらこちらで
雪がとけて
地面が見えています。


足元を気にして何気に
通り過ぎる所でしたが
フキボコが
顔を出しています。
それもいくつも!


重たい布団のような
雪をかぶっていても
その下で
蕗の薹は
着々と春の準備を
していたのです。


このまま雪どけが進み
春になるわけでは
ありません。


まだ何度も何度も
冷たい雪の布団が
掛けられると思います。


霜焼けなど
起こさないようにと
願わずには
いられませんでした。


雪を楽しむ 

2019-02-04 09:28:44 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温  2.0℃   昨日の最高気温   3.7℃
木曽町新開     午前8時の気温  3.0℃     今朝の天気    曇り

久しぶりに全て
プラスの気温になった。


昨日夕方からは雪
夜には雨になり
音を立てて降っていた。


昨日の昼から
Wi-Fiの調子が悪く
ネットにつながらなかったが
ようやく復旧した。




また雪か?!
そんなに降らないでくれよ!


子供の頃は
雪が大好きだった。


たまに雪が降ると
手袋もせず
雪遊びしていた。


木曽に来るようになって
もう降らないでくれと
雪を疎ましく
思うようになった。


雪が積もれば
雪かきをしないと
車も出せない。


雪道の運転は
良いことなど
ひとつもない。


岐阜県にお住いの
ブロ友tappeさん
「雪が降ると
雪またじ(除雪など後片付け)が
思い浮かびますが
同時に都度変化する
雪景色に心弾み
パッと華やぐ
気持ちにさせられることも
しばしばです。」
とアップされていた。


そんな思いで
雪を見たことが
なかったなと
反省をした。


それ以来
雪道の散歩も
できるだけ
雪の良い所を
見つけたいと思い
歩いている。


新雪が降り
風の強い日には
雪紋ができる。


風紋は鳥取砂丘など
有名だが雪紋も
風によってつくられる
波状の模様である。


標高の高い
冬山などにできる
雪紋とは規模も
美しさも違うが
なかなか模様が
美しい。




クマザサの斜面も
綿帽子をかぶり
緑と白のコントラストが
美しい。






山の神さんの鳥居にも
雪が乗っている。


その前
切り株の上には
お供えだろうか
お鏡餅が!


なかなか
「雪景色に心弾み」の
心境には程遠いが
心弾ませながら
散歩を楽しんだ。



フィールドサイン ニホンリス

2019-02-03 08:00:17 | 動物
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -13.4℃   昨日の最高気温   2.0℃
木曽町新開     午前8時の気温  -10.5℃     今朝の天気    晴れ


先日
神奈川県横須賀市や三浦市で
農作物に被害を与えている
タイワンリスのニュースを
見ました。


タイワンリスは
別名クリハラリスとも呼ばれ
特定外来生物に指定されています。


三浦市のミカン農家では
ミカンが食い荒らされ
畑では大根まで
食べられる被害が
報告されていました。


そんなニュースの後の散歩で
ニホンリス(ホンドリス)のフィールドサインを
見つけました。


フィールドサインとは
野外で見られる動物の
足跡や食痕
糞などの痕跡を
フィールドサインと
呼んでいます。


まず足跡ですが
ウサギよりかなり小さめで
大きい足跡と
小さい足跡が並んで
ついています。


大きい足跡が
後ろ足のようです。


基本的に樹上生活ですので
地上に下りてくることは
めったにありません。


この足跡も
大きな樹の下で
途切れていますので
樹に飛び移ったのか
樹から下りてきたのでしょう。


あたりを見ると
松ぼっくりの残骸が
散らばっています。


この樹の上で
松ぼっくりを
丈夫な歯でかじり
中の種を食べたのでしょう。


エビフライのような
松ぼっくりの芯が
散らばっています。


話は戻りますが
タイワンリスがこれ以上
勢力を拡大して
ニホンリスと
生息範囲が重なれば
体の大きいタイワンリスが
ニホンリスを
駆逐するでしょう。


先の三浦市でも
ミカンの木に
ネズミ捕りのような捕獲器を
設置していましたが
追い付かないようです。



本日2月3日から
ブログ開設
4年目に入ります。

いつまで続くか
分かりませんが
今後ともよろしく
お願いいたします。





彩雲を見た! 幸運の兆し?

2019-02-02 08:02:02 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -11.9℃   昨日の最高気温   -4.5℃
木曽町新開     午前8時の気温   -8.5℃     今朝の天気    晴れ

御嶽山の夕景を
撮りに行った。


御嶽山の左(南側)に太陽が
沈もうとしている。
時間は午後4時30分。


ようやく眩しさに
目が慣れた頃北側に
虹のような雲が見えた。


目をこすって
よく見ると
彩雲(さいうん)だ。


決して
珍しい現象ではなく
何度も目にしているが
車の中だったり
あいにくカメラを
持っていなかったりで
写真に撮るのは
初めてのことだ。


彩雲は太陽の近くの雲が
赤や緑など様々な色に彩られ
虹のように見える現象だ。


太陽の光が雲の粒を
回り込んで進むことにより
起ると言われている。


理屈はともかく
「慶雲」や「瑞雲」とも呼ばれ
昔から良いことが
起こる前触れだとも
言われている。


反対に
この雲の下では
地震が起こるという
迷信?もある。


私は幸運の兆しだと信じて
写真を撮り終えた。


木曽馬 歓迎してくれました?!

2019-02-01 08:01:17 | 動物
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -8.8℃   昨日の最高気温   1.9℃
木曽町新開     午前8時の気温  -7.0℃     今朝の天気    晴れ



昨日
朝からチラチラ降っていた雪
夕方から積もり始め
朝起きたら一面の銀世界
約8㎝の積雪。




先日雪が積もった翌日
木曽馬に会いに行った。


昨日ぐらいの雪なら
外に出してもらってるだろう!
予想通り厩舎手前の囲いの中に
馬の姿が見えた。


厩舎を通り抜け
牧場に出ると
雪の上に撒かれた飼葉を
黙々と食べている。


お客さんが
一人来たぐらいでは
顔も上げようとしない。


口や鼻が
霜焼けにならないのかと
心配になる。


離れた所の馬が
突然ごろりと横になった。


馬はさすが前転は
できないらしく
きれいに横回りをした。


するとどうだろう
近くの馬も真似をしてのか
ゴロンと横回り。


今度は背中の霜焼けが
心配になる。


何のための回転なのだろう?
たった一人のお客さんへの
サービス?
そんな馬鹿な!


背中が痒くても搔けな馬は
雪にこすりつけて
いるのだろうか?


数度まわって
気持ちよさそうに
立ち上がった。


そしてまた
黙々と餌を
食べ始めた。