木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

ブライダルベール 小さいツユクサ

2020-07-11 07:35:44 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温 26.9℃   昨日の最高気温 29.1℃   天気 雨
開田高原アメダス  今朝の最低気温 17.8℃   昨日の最高気温 20.4℃ 

この花
確かブライダルベール
と言ったっけ?


昔どのおうちにも
ぶら下がっていたような
気がするが
そう言えば
最近見ていなかった。


家の近所を歩いていて
久しぶりに出会った花
小さいが
とても美しい花を
咲かせていたので
写真を撮らせてもらった。


カメラでのぞくと
ツユクサの花に
そっくりだ。


雄しべが6本
真ん中から雌しべが
突き出ている。


雄しべの根元や
途中から
透明感のある
白い毛が生えているのが
とても美しい。


水差ししていると
根が出てきて
いくらでも増やせるので
大昔母が育てていたことを
思い出した。



ヤブラン 蕊が面白い

2020-07-10 07:41:21 | 木曽Now

大阪アメダス    今朝の最低気温 23.5℃   昨日の最高気温 27.6℃   天気 雨
開田高原アメダス  今朝の最低気温 16.6℃   昨日の最高気温 19.6℃

散歩道の公園で
ヤブランの花が
咲いている。


どの花穂を見ても
咲いている花は
数個ずつで
一度にたくさん
咲かないようだ。


夏遅くまで
咲いているのは
個数制限のためか?


花を詳しく見ると
花被片は6枚


幅の広いのと
狭いのが交互に
ついている
ニワゼキショウと
よく似ている。


雄しべも6個
ねじれるように
上を向いている
しかも太い。


ナス科植物の葯のように
上部から花粉が
出るようだ。


横向きに咲くため
葯の口が上向きの方が
都合がよいと言うことか?


花被片の色とよく似た
雌しべは雄しべの葯と
反対方向に
ぐっと曲がっている
自家受粉を避ける
工夫のように見える。


小さい花でも
いろいろ想像できて
頭の体操になりそうだ。


今日は3か月ごとの検診日
昼から医療センターに
絶食状態で行ってきます
コメント欄は
閉じています。


クマゼミ 鳴き始めました

2020-07-09 07:30:49 | 昆虫など

大阪アメダス    今朝の最低気温 23.4℃   昨日の最高気温 29.9℃   天気 雨
開田高原アメダス  今朝の最低気温 16.3℃   昨日の最高気温 20.8℃

昨日は
九州に続いて
岐阜県長野県にも
大雨特別警報が
発令されました。


木曽の家のすぐ裏には
川が流れています
滞在しているのも
心配ですが
いないのも心配です。


幸い午前中
大阪は梅雨の晴れ間
久しぶりに太陽が
顔を出しました。


梅雨の晴れ間と思い
久しぶりに
傘を持たずに
散歩に出ました。


公園に近づくと
聞こえてきました
例のセミの合唱です。


そうクマゼミが
久しぶりの晴れを
喜ぶように
鳴いています。


今年
この場所での初鳴きは
7月1日
ひと節だけ鳴きました。


その次鳴き声が
聞けたのは7月5日
この日も一匹が
たどたどしく
鳴いていました。


今年3度目の
クマゼミの声
今日はあちこちで
嬉しそうに合唱です
順調に羽化しています。


最盛期には
手づかみできるほど
低い場所にいるが
まだなかなかその姿を
捉えることはできません。

(2019.7.25 撮影)

蚊に献血しながら
ようやく3匹の
クマゼミの姿が
撮れました。


ついでに近くにいた
セミと同じ仲間
キマダラカメムシも
記念撮影?!


晴れ間は
長続きせず
午後3時過ぎには
雨がまた降りだした。





オオシロカラカサタケ 公園の芝生に生えるキノコ

2020-07-08 07:26:33 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温 21.9℃   昨日の最高気温 29.1℃   天気 雨
開田高原アメダス  今朝の最低気温 17.2℃   昨日の最高気温 19.7℃

大きな白いキノコを
散歩道の公園で見つけた
オオシロカラカサタケだ。


以前
キノコを勉強しようと
観察会に参加したり
図鑑も買ったりしたが
奥が深すぎて
挫折した。


それ以来
できるだけ
遠ざかってきたが
これだけ立派な
キノコを見つけたら
素通りはできない。


オオシロカラカサタケは
もともと熱帯地方のキノコで
日本では沖縄などでしか
確認されなかったキノコ。


40年ほど前から
大阪などの公園の
芝生や草地で
見られるようになってきた。


今では
都会で一番メジャーな
キノコと言ってもいい。


厄介なことに
このキノコ
皆さんの想像通り
毒キノコなのだ。


一番最近では
令和元年8月に
大阪市内の公園で
採取したこのキノコを
自宅で食べた人が
30分後嘔吐や下痢の
中毒症状を起こしたことが
ニュースになっている。


よほど詳しい人に
教えてもらわない限り
迂闊にキノコは
口にしないことが大切だ。






ヨウシュヤマゴボウ

2020-07-07 07:38:42 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温 26.5℃   昨日の最高気温 28.0℃   天気 雨
開田高原アメダス  今朝の最低気温 17.6℃   昨日の最高気温 19.0℃ 

散歩道の川沿いで
ヨウシュヤマゴボウの花が
咲いています。


咲いていると言っても
典型的な無限花序で
下の方はとっくに
果実になっていても
上の方はまだ
蕾状態。


5枚の花弁だが
萼片が見当たらないので
花被片と呼んだら
いいのかな。


花序の先端に
近い花は
10本ほどある雄しべが
盛んに花粉を出している。




緑色の子房から伸びる
雌しべの柱頭は
まだ伸びていないため
雄性先熟の花なのだろう。


下の方の花は
雄しべの葯が落ち
雌しべの柱頭が
開いている。


どのステージの花も
ひとつの花序で
見られると言う
便利な花だ。


大昔
幼稚園や
小学校低学年で
よく色水遊びに
使われていたが
毒性がやかましく言われ
使われなくなった
少々厄介な雑草である。


本日
コメント欄
閉じています。





君の名は ミヤマカラスシジミ!

2020-07-06 07:38:51 | 昆虫など

大阪アメダス    今朝の最低気温 24.1℃   昨日の最高気温 29.9℃   天気 曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温 16.5℃   昨日の最高気温 21.2℃ 



朝起きて見たら
小さな蝶が
飼育ケースの
フタにとまっていた。


フタを開けたとたん
ひらひらと飛び出し
カーテンにとまった
蛹2頭の内
1頭が羽化したのだ。


どこから見ても
ミヤマカラスシジミ
やっぱりあの幼虫は
君だったんだ!




さっそく
食樹である
クロウメモドキにとまらせ
撮影を始めた。


後翅の模様が
とても美しい
少しねじれた
尾状突起の先端が
白くて目立つ。


正面から見た顔も
また可愛い。


翅の表は
なかなか
見せてくれない。


毎晩
蛹を確認してから
寝るようにしていたのだが
蛹が少し黒っぽくなる以外
羽化の兆候は見られなかった
なかなか手ごわい蝶だ。



アオギリ 役に立つ樹木

2020-07-05 07:29:32 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温 22.9℃   昨日の最高気温 28.1℃   天気 曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温 15.3℃   昨日の最高気温 19.4℃ 

熊本県で豪雨による被害
大変なことになっています
被害にあわれた方々
お見舞い申し上げます。



散歩道の川沿いの
アオギリの木です。


昨年はほとんど
花が咲きませんでしたが
今年は満開です。


雌花と雄花が
混じって咲くと
聞いていますが
目立つのは
雌花ばかり
咲く時期を
ずらしているのでしょうか?




花被片は5枚
クルリと反り返り
花の咲き始めは
黄色ですが
濃いオレンジ色に
変化します。


雌花の
柱頭の先は濃い赤色で
5つの切れ込みが
あるようです。


これは子房が
5つあることを
示していて
果実を見れば
そのことが
よくわかります。




雄しべの先は
朱色ではないので
すぐ区別できます。


アオギリの種子は
舟に乗っているので
散る時は
クルクル回転しながら
遠くまで運ばれて行きます。


しわだらけの種子は
炒ってコーヒーの
代用品になります
イベントで
飲んだことがあります。


香ばしく少し甘い
と聞きましたが
もう一度飲んでみたいとは
思いませんでした。


葉や種子には
薬効成分が含まれ
薬としても
利用されているそうです。










ツマグロヒョウモン こんなところで産卵

2020-07-04 07:17:45 | 昆虫など

大阪アメダス    今朝の最低気温 20.3℃   昨日の最高気温 23.3℃   天気 雨
開田高原アメダス  今朝の最低気温 13.7℃   昨日の最高気温 19.6℃ 

川沿いの散歩道
道端のプランターで
ツマグロヒョウモンが
とまっては飛び立っている。


遠くから見ても
独特な翅模様から
雌だと分かる。


産卵しているのかも?
近づくとパンジーの根元に
潜り込んでいる。


しばらくすると飛び立ち
また潜り込むことを
繰り返している。


花が終りかけた
パンジーの根元や葉に
産卵しているのだが
腹部を曲げて
卵を産み付けている瞬間は
なかなか見られない。


しゃがみ込んで
接写用のカメラで
撮っていても
お構いなし。


何卵か産み付け
身軽になってさっさと
飛び去ってしまった。


パンジーを丹念に
調べてみると
たくさんの卵が
見つかった。


1mmほどの小さな卵
白いトウモロコシの
先端部分のような
形をしている。


ざっと数えただけで
10卵以上見つけた
これだけの幼虫を
この小さなプランターの
パンジーだけで育てるのは
不可能だ。


まわりを見渡しても
植えられている
パンジーはない。


スミレ類を
食い荒らす害虫
可愛そうだが
すべてが蝶になることは
まずないだろう。



南国生まれの
ツマグロヒョウモン
地球の温暖化と
パンジーなどの
園芸植物の流通で
どんどん北へ
勢力を広げつつある蝶。


改めて
こんな場所でも
産卵しているのだと
感心した。






カラフル ツキヌキニンドウ

2020-07-03 07:22:52 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温 21.5℃   昨日の最高気温 23.1℃   天気 曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温 12.4℃   昨日の最高気温 20.7℃ 

散歩道から
1本外れた道で
ツキヌキニンドウを
見つけた。


もちろん
よそ様のお宅で
咲いている花だ。


木曽で
スイカズラの花を
見てきたところだったので
色は派手だが
妙に懐かしく感じた。

(木曽のスイカズラ)

花を支える葉が
合体して
まるで葉を貫いて
花が咲いているように
見える。


アメリカ原産だが
花期が長く
カラフルな花で
人気があるようだ。


花の色が
橙色から赤色まで連続して
なかなか美しい。


顔を近づけて
香りを確かめたが
甘い香りはない。


お断りをして
写真を撮っているが
スイカズラのように
蜜を吸うのは
ためらわれたので
蜜の有無は不明。


自生種のスイカズラは
辺り一面
甘い香りが漂い
たくさん虫たちを
集めていた。

(木曽のスイカズラ)

どちらかと言うと
金銀花と呼ばれる
忍冬の方が
好きかもしれない。

(木曽のスイカズラ)


オオムラサキ 前蛹から蛹へ

2020-07-02 07:46:28 | 昆虫など

大阪アメダス    今朝の最低気温 21.7℃   昨日の最高気温 29.0℃   天気 曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温 14.5℃   昨日の最高気温 23.0℃ 

飼育中のオオムラサキが
6月28日
エノキの葉に
台座を作り始めた。


今までの
住み家とは違い
葉柄にもしっかり
糸を吐いている。


夕方気が付いたら
頭を下にして
ぶら下がり
蛹になる準備
前蛹になった。


29日の夜遅く
カメラをセットして寝た
翌朝7時起床
すぐ撮影しようとしたが
すでに脱皮が終り
蛹になっていた。


スジボソヤマキチョウと違って
夜明けとともに
蛹化脱皮をするようだ
残念!


葉の色に擬態した
国蝶にふさわしい
立派な蛹だ。


アゲハチョウや
モンシロチョウと違い
垂蛹(すいよう)と呼ばれる蛹で
お尻1点で
ぶら下がっている。


お尻の部分を
アップで見ると
マジックテープのように
台座にくっついているだけだ。


エノキの葉が
枝からちぎれないように
葉柄と枝も糸で
しっかりと結ばれている。


なかなか
用意周到に
準備している。


これから
10日から2週間後
羽化する予定。