「第43回てつがくカフェ@ふくしま」での議論を踏まえて、
第2期の「てつがくカフェ@ふくしま」を再開したいと思います。
本来なら新しい趣意書を作ったり、新しいルールを作って公開するのが先なのでしょうが、
たまたま会場の都合で開催日が目前に迫ってしまっておりますので、
次回開催告知を先にさせていただきます。
てつがくカフェ@ふくしま2017.6.10.
【テーマ】「学校に部活動は必要か?」
【日 時】2017年6月10日(土)16:00~18:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター 交流広場
チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自御持参ください)
【事前申し込み】不要 (直接会場にお越しください)
【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp
1月には「義務教育に何を求めるか?」というテーマで話し合いましたし、
昨年の「U-19てつがくカフェ@ふくしま」では、「学校の勉強は本当に必要か?」を問いました。
今回は、近年に至ってようやく少しずつ問題視されるようになってきた、
学校での部活動について取り上げたいと思います。
日本人にとっては学校に各種の部活動があって、生徒・児童がそのどれかに所属し、
顧問の先生が指導や試合等の引率にあたり、PTAも全力でバックアップするというのは、
学校の風物詩として当たり前の風景になってしまっているように思いますが、
そもそも部活動というのは課外活動なわけですから、
学校がそれをしなければならないと決まっているわけではありません。
地域のスポーツ少年団や各種武道場、音楽教室、芸術教室などで、
きちんとした指導者の下、各自が必要に応じて行えばよいという考え方もありえます。
てつがくカフェ@ふくしまの参加者の中には学校教員をしている方々もおられるので、
学校教員が減らされる中、専門家が揃わないところで各種部活動を維持していくことの困難さ、
最低賃金も保障されない休日出勤の過酷な実態などが折に触れて報告されていました。
3月には高校山岳部の痛ましい雪崩遭難事故も発生してしまいました。
一部には顧問の先生方の責任を追及する声もあるようですが、
はたしてあれは学校教員が担わなければならない仕事だったのでしょうか?
そういう疑問の声がある一方で、福島大学人間発達文化学類には今年も、
目をキラキラさせながら「部活の指導をするために学校教員になりたいです」と語る学生が、
数多く入学してきています。
学校時代の一番の思い出は部活動での経験であるという人は圧倒的に多いことでしょう。
親の立場からしても、放課後や週末に子どもたちを学校に任せておけるというのは、
ひじょうにありがたいシステムであることは間違いないでしょう。
ここまで深く日本社会に定着してしまった学校の部活動ですが、
はたしてそれは本当に必要なのか、このままで大丈夫なのか、今後どうしていけばよいのか、
みんなで一緒に考え話し合ってみませんか。
初参加の方でも気軽に対等に安心して何でも話し合える場です。
皆さまのご来場をお待ち申し上げます。
第2期の「てつがくカフェ@ふくしま」を再開したいと思います。
本来なら新しい趣意書を作ったり、新しいルールを作って公開するのが先なのでしょうが、
たまたま会場の都合で開催日が目前に迫ってしまっておりますので、
次回開催告知を先にさせていただきます。
てつがくカフェ@ふくしま2017.6.10.
【テーマ】「学校に部活動は必要か?」
【日 時】2017年6月10日(土)16:00~18:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター 交流広場
チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自御持参ください)
【事前申し込み】不要 (直接会場にお越しください)
【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp
1月には「義務教育に何を求めるか?」というテーマで話し合いましたし、
昨年の「U-19てつがくカフェ@ふくしま」では、「学校の勉強は本当に必要か?」を問いました。
今回は、近年に至ってようやく少しずつ問題視されるようになってきた、
学校での部活動について取り上げたいと思います。
日本人にとっては学校に各種の部活動があって、生徒・児童がそのどれかに所属し、
顧問の先生が指導や試合等の引率にあたり、PTAも全力でバックアップするというのは、
学校の風物詩として当たり前の風景になってしまっているように思いますが、
そもそも部活動というのは課外活動なわけですから、
学校がそれをしなければならないと決まっているわけではありません。
地域のスポーツ少年団や各種武道場、音楽教室、芸術教室などで、
きちんとした指導者の下、各自が必要に応じて行えばよいという考え方もありえます。
てつがくカフェ@ふくしまの参加者の中には学校教員をしている方々もおられるので、
学校教員が減らされる中、専門家が揃わないところで各種部活動を維持していくことの困難さ、
最低賃金も保障されない休日出勤の過酷な実態などが折に触れて報告されていました。
3月には高校山岳部の痛ましい雪崩遭難事故も発生してしまいました。
一部には顧問の先生方の責任を追及する声もあるようですが、
はたしてあれは学校教員が担わなければならない仕事だったのでしょうか?
そういう疑問の声がある一方で、福島大学人間発達文化学類には今年も、
目をキラキラさせながら「部活の指導をするために学校教員になりたいです」と語る学生が、
数多く入学してきています。
学校時代の一番の思い出は部活動での経験であるという人は圧倒的に多いことでしょう。
親の立場からしても、放課後や週末に子どもたちを学校に任せておけるというのは、
ひじょうにありがたいシステムであることは間違いないでしょう。
ここまで深く日本社会に定着してしまった学校の部活動ですが、
はたしてそれは本当に必要なのか、このままで大丈夫なのか、今後どうしていけばよいのか、
みんなで一緒に考え話し合ってみませんか。
初参加の方でも気軽に対等に安心して何でも話し合える場です。
皆さまのご来場をお待ち申し上げます。