11月は「運命」がテーマとなります。
てつがくカフェ@ふくしま2021.11.13.
【テーマ】「運命は甘受すべきか?」
【日 時】2021年11月13日(土)
16:00~18:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM
チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】会場参加:不要 (直接会場にお越しください)
オンライン参加:要(問い合わせ先までメールをお送りください)
【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp
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今回も会場とオンラインの同時開催となります。
会場参加をご希望の方は、お申し込みは不要となりますので、直接会場にお越しください。
また【「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)】
の記事をお読みいただき、マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただければ幸いです。
オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、
オンラインミーティングにアクセスするためのURL等をお送りいたしますので、
問い合わせ先まで参加申し込みのメールをお送りください。
さて、今回の「運命は甘受すべきか?」ですが、
こちらはコロナの前に参加者の方からリクエストを募った際に
提案されたテーマとなります。
「運命」という言葉については
何かしら自身の体験を踏まえて語れるかと思いますが、
その問いが「甘受すべきか?」という
あまり日常的に使われない言葉による問いになりますので、
まずは言葉の整理からさせていただきます。
「甘受する」を辞書で引くと
「あまり好ましくないことや条件などについて、そのまま甘んじて受け入れること」(実用日本語表現辞典)
と記載されています。
つまり「運命を甘受すべきか?」というテーマは前提として
「運命=あまり好ましくないこと」であるという認識からの問いであり、
テーマを分かりやすく言えば「どんな運命でも甘んじて受け入れるべきか?」ということになるかと思います。
また、この「運命」という言葉をどう考えるかによって、
色々と意見が分かれるかと思います。
例えば、運命について質問された時、
「運命はある」と信じている方と
「運命なんかない」と否定される方がいるかと思います。
ここに二つの異なる考え方が生じていますが、
「運命を信じている」という人の中でも色々な意見があり
「一切の出来事は、人間の意志にかかわりなく運命によって決定する」
という考え方(運命論=宿命論)をする方もおられます。
この運命論は、占いや宗教などにも見受けられ、
生まれた年や月で自分の運勢や運気を見たり、
星の動きなどで神や天の意志を知ろうとするという行いも
「未来はあらかじめ決まっている」「人間の力では運命を変えられない」
という運命論がベース(基底)にあると考えられます。
一方で、「運命なんかない」
「人間は自由意志のもとで未来を自由に選択している」という主張の方もおられます。
そして、運命を甘受し、それでも心挫けない人もいます。
視覚と聴覚の重複障がい者でありながらも
障がい者の教育・福祉の発展に尽くしたヘレン・ケラー(1880~1968)氏は
「世の中はつらいことでいっぱいですが、それに打ち勝つことも満ち溢れています」
という言葉を残しています。
また、2021年に「隻腕」の高校バスケ選手として注目されているのが、
ハンセル・エマニュエル(2004~)さんです。
6歳の時、事故で片腕を失った彼は
「あの事故は神様の僕に対する試練だと思うんだ。
人より厳しい道を与えることで短期的には苦しくても、長期的には他人より一層努力ができ、
物事に一生懸命になれる人間に成長することを神は期待しているのだと捉えたよ」
とキリスト教の信仰心の厚い彼は片腕というハンデを乗り越え活躍を続けています。
(YouTubeで彼のキャリアやプレーを紹介している動画もあります)
上記以外の話でも
当日は「運命」について皆様と一緒に考えたいと思います。
「てつがくカフェ@ふくしま」は
運命を信じている人もそうでない人も
誰でも気軽に対等に、
安心して何でも話し合える場です。
初めての方もお気軽にご参加ください。
てつがくカフェ@ふくしま2021.11.13.
【テーマ】「運命は甘受すべきか?」
【日 時】2021年11月13日(土)
16:00~18:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM
チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】会場参加:不要 (直接会場にお越しください)
オンライン参加:要(問い合わせ先までメールをお送りください)
【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp
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今回も会場とオンラインの同時開催となります。
会場参加をご希望の方は、お申し込みは不要となりますので、直接会場にお越しください。
また【「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)】
の記事をお読みいただき、マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただければ幸いです。
オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、
オンラインミーティングにアクセスするためのURL等をお送りいたしますので、
問い合わせ先まで参加申し込みのメールをお送りください。
さて、今回の「運命は甘受すべきか?」ですが、
こちらはコロナの前に参加者の方からリクエストを募った際に
提案されたテーマとなります。
「運命」という言葉については
何かしら自身の体験を踏まえて語れるかと思いますが、
その問いが「甘受すべきか?」という
あまり日常的に使われない言葉による問いになりますので、
まずは言葉の整理からさせていただきます。
「甘受する」を辞書で引くと
「あまり好ましくないことや条件などについて、そのまま甘んじて受け入れること」(実用日本語表現辞典)
と記載されています。
つまり「運命を甘受すべきか?」というテーマは前提として
「運命=あまり好ましくないこと」であるという認識からの問いであり、
テーマを分かりやすく言えば「どんな運命でも甘んじて受け入れるべきか?」ということになるかと思います。
また、この「運命」という言葉をどう考えるかによって、
色々と意見が分かれるかと思います。
例えば、運命について質問された時、
「運命はある」と信じている方と
「運命なんかない」と否定される方がいるかと思います。
ここに二つの異なる考え方が生じていますが、
「運命を信じている」という人の中でも色々な意見があり
「一切の出来事は、人間の意志にかかわりなく運命によって決定する」
という考え方(運命論=宿命論)をする方もおられます。
この運命論は、占いや宗教などにも見受けられ、
生まれた年や月で自分の運勢や運気を見たり、
星の動きなどで神や天の意志を知ろうとするという行いも
「未来はあらかじめ決まっている」「人間の力では運命を変えられない」
という運命論がベース(基底)にあると考えられます。
一方で、「運命なんかない」
「人間は自由意志のもとで未来を自由に選択している」という主張の方もおられます。
そして、運命を甘受し、それでも心挫けない人もいます。
視覚と聴覚の重複障がい者でありながらも
障がい者の教育・福祉の発展に尽くしたヘレン・ケラー(1880~1968)氏は
「世の中はつらいことでいっぱいですが、それに打ち勝つことも満ち溢れています」
という言葉を残しています。
また、2021年に「隻腕」の高校バスケ選手として注目されているのが、
ハンセル・エマニュエル(2004~)さんです。
6歳の時、事故で片腕を失った彼は
「あの事故は神様の僕に対する試練だと思うんだ。
人より厳しい道を与えることで短期的には苦しくても、長期的には他人より一層努力ができ、
物事に一生懸命になれる人間に成長することを神は期待しているのだと捉えたよ」
とキリスト教の信仰心の厚い彼は片腕というハンデを乗り越え活躍を続けています。
(YouTubeで彼のキャリアやプレーを紹介している動画もあります)
上記以外の話でも
当日は「運命」について皆様と一緒に考えたいと思います。
「てつがくカフェ@ふくしま」は
運命を信じている人もそうでない人も
誰でも気軽に対等に、
安心して何でも話し合える場です。
初めての方もお気軽にご参加ください。