【テーマ】 「選挙に意味はあるのか?―代表民主制を問う―」
【日 時】 10月25日(土)16:00~18:00
【場 所】 かーちゃんふるさと農園わいわい
2Fオープンスペース
住 所:福島市栄町10−3 キッチンガーデンビル2階
TEL:024-573-2634
※産直カフェの店内をつっきり、一番奥の階段で2階へ
【参加費】 飲み物代300円
【事前申し込み】 不要 (直接会場にお越しください)
【問い合わせ先】 fukushimacafe@mail.goo.ne.jp
10月26日(日)は福島県知事選挙投票日です。
それを翌日に控えた10月25日(土)、「選挙に意味はあるのか?」というテーマで哲学カフェを開催させていただきます。
前回2010年に行われた県知事選は42.42%と、かなり低い投票率結果となっています。
(それによって福島県がプルサーマル計画を受け入れたというのは皮肉な結果ですが…)
というか、原発事故直後の衆院選でさえ59.32%と、戦後最低の投票率を記録しております。
あれだけの出来事を経験した後に、なぜにこうも政治的無関心が広まっているのでしょう。
不思議でなりません。
いや、ひょっとするとこれは問い方そのものを間違えているのかもしれません。
そもそも「投票に行かないのは無責任だ」という言説は、いったいいかなる根拠があってのことなのでしょうか。
選挙の投票率が高いことと、正しい政治選択をすることとは別次元の話でしょう。
だいたい投票率が高かろうが低かろうが、選挙結果は多数決で決まる以上、それは「多数派の専制」という問題を免れるわけではありません。
ヒトラー政権だって正当な民主制の手続きにのっとって生まれたという歴史的事実は、このことを教えてくれます。
すると、選挙なんて「
明るい選挙推進協会」が宣伝するほどに意義のある行動と言えるのでしょうか?
だいたい、自分の政治的意見を誰かが代理してくれるなんてフィクションに過ぎないのではないでしょうか?
それでもなお、選挙に意味があるのだとすれば、それはいかなる理由に基づくのでしょうか?
古くはホッブズやロック、ルソー、カントといった哲学者たちが論じた、社会契約論の根本問題を次回の哲学カフェでは扱います。
県知事選投票前日だというのに、投票率を下げかねないこの過激なテーマを多くの方々に吟味していただきたく存じます。
お茶を飲みながら聞いているだけでもけっこうです。
飲まずに聞いているだけでもけっこうです。
通りすがりに一言発して立ち去るのもけっこうです。
わかりきっているようで実はよくわからないことがたくさんあります。
ぜひみんなで額を寄せあい語りあってみましょう。
≪はじめて哲学カフェに参加される方へ≫
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