FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

ユース選手権2014 ⑤

2014-04-25 17:03:42 | コンペティション参加報告
全員の予選が終了。
その結果、決勝に進めたのはコーヘイ一人だった。

今回初参加のタクミとユキちゃんは、「決勝に残れる可能性は低いから」と日帰りで大会に参加するつもりだった。
宿泊すれば費用もかさむ。
それも良く分かる。

でも私は、たとえ残れなくても「残れたつもり」で決勝をシュミレーションするのはとても大切なことだと考えている。
また予選参加においても、「宿泊の予約をすでにしてしまっているぞ」という意気込みで臨むことも、大事なことだと考えている。
「どうせ」という気持ちが排除されるからだ。
始めから宿泊するつもりがないのは、すでにそこで敵に後ろを見せている。
たとえ実力的にまだまだであっても、「覚悟をもって臨む」ことが成長につながるのではないか。
覚悟のほどが中途半端だと、「必死さ」をもって戦えない。
「必死さ」が人を成長させる。


かくして、全員で会場付近の宿へ
宿に着くと緊張もほぐれ、子どもたちは楽しそうにはしゃいでいる
一休みしたら近くのステーキ屋さんへ。
食べざかりの子どもたち、食べる食べる・・・
仲間との食事も楽しいひと時だ
緊張するばかりでなく、それに伴う楽しい想いも大事だよね

宿に帰ってからミーティング
まだ記憶が新しいうちに自分と向き合う時間を
子どもたちは溢れる想いをめいっぱい用紙に書き込んだ。
これが一種の「癒し」にもなっているのかな…?彼らの様子を見つつふと思う。


決勝に行けた子も行けなかった子も、明日の行動予定表を記入して解散。
行けなかった子たちも、「行けた」と仮定して考えてみた。
いつか行ける日のために。
そして、「明日は決勝のつもり」で気を抜くことなく今日の残りの時間を過ごしてもらった

~つづく~

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