穏やかな・陽光のなか、令和六年は明けた。
9時頃となって、起床する。
新年にあたって、感謝の念をもって神前に、祈りを捧げる。
神酒・雑煮・お茶を神前にお供えする。
私が長年続けている、正月の儀式である。
昨年の無事を感謝し、今年の決意を捧げさせて頂いた。
例年の如く、テレビの正月番組を楽しみながら、飲酒を伴なっての新年を寿ぐ・・
やがて「あれをしなければ・・・!」との衝動を懐いた。
工作を続けている”バイクに細工を・・!”で、閃いた事があった。
しかし、思い出した事があった。 それは、父の言葉・・・
父は・自営業の中で、仕事が終わると道具類を、ボードに納め一日の仕舞いとしていた。
仕事上・大晦日の夜が仕事仕舞いであった。
お客さんが居なくなって、お正月をお迎えする神棚を設える。
そして、用意された”お鏡餅”を三宝に設え、作業台に白紙を敷いてお供えする。
仕事を支えてくれた「道具たち」への、感謝の気持ちなのだったのでしょう・・・!
新年を迎えて、父は「道具たちも・正月がある!」 三ケ日は「人も道具も休む・・!」とは、父の想い(考えで)であった。
前記の”閃いた細工”をボール盤を使った作業をしたい!・・と、思ったのである。
しかし、明日にしようと、留まった。
せめて・今日一日だけでも(道具・工具に)休息して頂こう・・・と!父の言った事を想い出していた。
テレビ番組を”新年のお酒”と伴に、ゆるりと楽しんでいると、16時を過ぎた頃「緊急地震速報」が発令された。
津波警報も・・・
飲酒の快さも、一瞬に吹き飛んだ!
我が身を置く地域では”(関係ない)被害者”は居ない・・・と思っていたが、近親者に被害者は、居ました。
「避難され無事・・!」との情報を得て、心穏やかとなった。
大変な、令和6年の幕開けであった。
火山国・複雑な地球のプレート上にある・我が日本である・・何んらかの、覚悟は必要なのでしょう・・?
何時かは・我が身に起きる事を覚悟しなければ成らないだろう・・?
久方振りの「声の情報交換」も出来た・波乱万丈な”元旦”であった。
今日・得た情報は、此れからの”糧”に成る事でしょう・・・?
大変な正月・元旦でありました。
嫌な・今日だった!と思っても、明日は・新たな日に成ります。
こうして、過ごせるのでしょう・・・