水平線 / back number

「水平線」は2021年8月13日にリリースされたback numberの4作目のデジタル配信シングルです。作詞･作曲は清水依与吏さんです。2023年1月17日に発売された7枚目のアルバム「ユーモア」に収録されています。


この楽曲は新型コロナウイルス感染症の影響で開催中止になった、2020年の全国高等学校総合体育大会（インターハイ）を目指していた高校生たちへ向けて書き下ろされたもので、大会運営を担当する生徒たちからの手紙が届いたことがきっかけとなったそうです。

インターハイの開催地がメンバーの出身地（群馬県）であったこと、大会の開会式でback numberの楽曲「SISTER」が演奏される予定だったことを知り制作を開始。インターハイ開会式が予定されていた2020年8月18日に公式YouTubeチャンネルにMVビデオをサプライズ公開。デジタルリリースされるとMV、ストリーミングの再生回数がどちらも1億回を超えました。

誰だって思いどおりに行くことなんかほとんどないでしょうし、自分が正しいと思ったことが、ほかの人にとっては良くないことだってあると思います。難しいことですが、そうやって少しずつ成長していくのでしょうね。

自分が歩いてきた道、自分の背中、自分が周りからどう思われているかは自分自身ではわかりにくいことです。でも、人に優しくなるためには、まずは自分をもっと知ることも大事なことかも知れません。知ることによって新たな自分に出会えるかも知れませんから。


清水依与吏さんは、「費やし重ねてきたものを発揮する場所を失くすことは、仕方ないから、とか、悲しいのは自分だけじゃないから、などの言葉で到底納得出来るものではありません。選手たちと運営の生徒たちに向け、何か出来ることはないかと相談を受けたとき、長い時間自分たちのなかにあるモヤモヤの正体と、これから何をすべきなのかが分かった気がしました」と、公開前にコメントしています。

そして、「慰めでも励ましでもない」とも。

本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。

また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。