去年も暑い日だった。そういえば、三年前も、同じ梅雨明けの日でした。
きっと、一瞬、何が起こったのか、判らないままでいたことだと思います。
そして、その後、場所を移動しての監督、コーチからからのお話し。
張り詰めていた期待の緊張の糸が切れ、今までのいろいろな想い出や場面がよぎったり、この試合で力を出し切れてなかったりして、涙が溢れてしまったことでしょう。
今は、頭の中が真っ白かも知れません。
でも、明日からの週末は早起きする必要もなく、平日も部活動のために早起きしたり、夜遅くなってしまうということがなくなった、今まだとは違う意味での非日常的な生活の中で、実感するかもしれません。
今回、私はその場にいて、同じ時間、同じ空間を共にすることは出来ませんでした。
当日の朝はきっと明るい笑顔で送り出され、球場へと向かう車の中でも冗談を言いながら、笑いながらだったでしょう。
そして、大きな声援を受けて、グラウンドへと飛び出していった姿。
その一球一球を見たかったです。
みんなありがとう。
君たち三年生は夢を現実に近づけるところまで来ました。
やれば出来る、諦めなければ出来るというところまで自分たちの力で来たのです。
でも、ここまでのプレッシャーがどんなに重いものだったか。
応援する人々がそのプレッシャーをかけているわけではなく、逆に応援が試合をより助けてくれていたんだと考えます。
次の読売杯に、三年は最後のユニフォームを着て出場します。
もう何のプレッシャーもありません。思い切って、真夏の空の下で野球を楽しんでください。
でも、次の2つのことは絶対に忘れちゃいけません。
1つめは、この三年生になってから、2つの大会で約140チームあるうちのベスト4となったこと。
確かに、中体連という大きな目標が中信大会で負けてしまったことは残念ですが、残り2つの大会で、これだけの成績を残せたこと。これには胸を張ってもいいです。
2つめは、応援席で声援を送ってくれ、どんなときでも支えてくれた監督、コーチ、学校関係者、地域の方々、OB、OBの保護者、そして保護者の方々への感謝です。今までは本当にタフだったけど、素晴らしいサポートをくれたに違いないです。
みなさんの応援は本当に素晴らしかった。だから、ありがとう。
そして、三年生のみんな本当にありがとう。
三年生にとっては一つの区切りとなったこの日ではありますが、それはまた新しいスタートとなる日でもあるのです。
監督、コーチからのお話を聴いている写真を見ました。
何人もの三年生が下を向かずに、しっかりと監督、コーチの顔を見ながら話を聞いている姿が非常に印象的でした。
そして、最後までチームをまとめてきたキャプテンの姿が一番でした。
さあ、前を向いて行きましょうか。
今日のゲームセットは、次へのプレーボールでもありますから。
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まっくろくろすけ
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