今年の春の県大会を制し、おごることなく、この夏を見据えて厳し練習に向けて打ち込み、確かな自信を持って臨んできていたはずでした。そして、誰もが今年こそ、初の甲子園出場が近づいたチーム力を持っており、その座に一番近いチームだと思っていました。
昨年の秋の県大会を制し、北信越大会でもベスト4入り。他チームから追われる立場になり、攻めの気持ちが失われてきていました。それでも、今年の春の地区大会は猛打で勝ち上がり、県大会はベスト8へと進出してきました。やはり、地力があるチームだと思っていました。
しかし、松本第一高と長野商業高は、今年の夏も2年連続で初戦敗退となってしまいました。
2015年 二回戦
松本第一 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 |1
須坂 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1x |2
長野商業 0 0 0 0 1 0 2 0 0| 3
小諸商業 1 0 0 0 2 0 1 1 x| 5
2016年 二回戦
松本第一 1 0 0 0 0 0 0 0 0 |1
小諸商業 0 0 0 0 3 0 0 0 x |3
都市大塩尻 1 0 0 0 6 4 6| 17
長野商業 0 0 2 0 0 0 1| 3
こうやって、改めてスコアを見ますと、松本第一高は持ち味の打線が機能しなかったことが原因でしょうか。今年もチャンスを作ったものの、繋がりを欠きました。長野商業高はピッチャーでしょうね。今年は打線だったと言っても、昨秋は継投で勝ち上がったチームでしたから、持ち味が出せんでした。
長野県では 昨年もシード校登場日に3チームが敗退するという、シード制が始まって初の出来事があり、今年は第一シードが敗退するという初の出来事がありました。東京都大会ではシードは三回戦から登場し、試合数的に優位さがあることから、シード権を獲得できた方が展開は楽ですが、長野県はシードと言っても二回戦からの登場になります。また、日程や組み合わせからまだ一試合も行っていないチームよりも早く登場します。シード校だから勝つでしょうとの考えかも知れませんが、負けてしまえば、早くも三年生は引退となります。ちょっと残念ですね。賛否両論があると思いますが、シード校にはもう少し特権があっても良いようにも思えます。
それにしても、2年連続でシード校に勝った小諸商業高。昨年夏はベスト4まで進出しています。
これから先もシードキラーとして、シード校に脅威を与えるようになっていくのでしょうか。
≪ その他球場の二回戦の結果 ≫
長野県営球場、上田県営球場の全試合と諏訪湖スタジアムの第二、三試合は雨天のため順延
上田県営球場
駒ケ根工業 - 木曽青峰 (14日9時開始予定)
大町岳陽 - 長野南 (14日11時30分開始予定)
伊那北 - 松代 (14日14時開始予定)
長野県営球場
松本蟻ケ崎 - 上田千曲 (14日9時開始予定)
上田染谷丘 - 下諏訪向陽 (14日11時30分開始予定)
松川 - 創造学園 (14日14時開始予定)
松本市野球場
佐久平総合技術 0-1 岡谷工業
蘇南 0-19 中野立志館 (5回コールド)
田川 5-4 野沢南
諏訪湖スタジアム
長野西 12-0 諏訪清陵 (5回コールド)
諏訪二葉 - ウェルネス (14日10時開始予定)
松本工業 - 中野西 (14日12時30分開始予定)
コメント一覧
まっくろくろすけ
eco坊主
最新の画像もっと見る
最近の「高校野球」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事