野球小僧

ハーベストムーン

秋分の日に近い満月のことを米国では「ハーベストムーン」と呼んでいます(ほかの呼び名もあるようですが)。

最近、日本でもニュースや天気予報などで、満月のときの呼び名を聴くことがあると思いますが、これらは米国の「Farmers' Almanac(農夫の年鑑)」などによって定義されている呼び方だそうです。

ちなみに、米国ではこの時期に農作物を収穫(=Harvest:ハーベスト)するからため、こう呼ばれているそうです。

秋分に近い満月ですから、ハーベストムーンは10月になることもあります。そもそも、米国の先住民族ネイティブアメリカンは、その月の満月に時期に合った名前を付けることで季節を把握していたそうです。

1月:ウルフムーン
ウルフ(=狼)は1月になると繁殖期が始まること、仲間を見つけるために遠吠えをし、いつもより遠吠えがよく聞こえる季節だから

2月:スノームーン
大雪が降ることが多い月から。穀物が取れないため、「ハンガームーン(飢餓月)」と呼ばれることもある

3月:ワームムーン
ワーム(=土中の虫)が活動を始める時期から

4月:ピンクムーン
「ピンク」とは野生のシバザクラやクサキョウチクトウのこと。北米では春になると山や丘がピンク色に染まるから

5月:フラワームーン
さまざまな花が咲き始める月ということで

6月:ストロベリームーン
月が赤く見えるからというわけではなく、北米では毎年6月にイチゴの収穫を行うことにちなんで

7月:バックムーン
「バック」とは雄鹿のこと。雄鹿の春頃に生え変わった角が7月頃になると枝角が生えてくる月ということ

8月:スタージョンムーン
「スタージョンムーン」とは、日本語では「チョウザメ月」。8月になると北米の湖や河川でチョウザメ漁が盛んになるため



9月:ハーベストムーン
北米では農作物をこの時期に収穫(=Harvest)するから。秋分に近い満月をそう呼ぶため、ハーベストムーンは10月になることも

10月:ハンターズムーン
10月は月明かりが強く、その光を頼りにハンターが獲物を狩ることから

11月:ビーバームーン
北米に生息しているビーバーが、11月になると寒い冬を越すために巣作りを始めることから

12月:コールドムーン
文字どおり寒さが厳しくなる季節の月から

本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。

また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。

コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

ここ数年ですよね「〇〇ムーン」ってよく言うようになったのは。

最近は再び月へ各国が調査機を送っていますが、変な覇権争いにならなければいいのですが。それと、そのうち望遠鏡で月面を見たら変な建造物だらけになっていないことを願いたいものです。

まあ、そのころにはたぶん生存していないでしょうけど(その前に私の遺骨を月に送っておこうか・・・)。

泉里香さんは「Indeed(インディード)」のCMで知っています。
eco坊主
おはようございます。

満月の名前は以前調べた記憶があります。
何時調べたのか、その結果は・・・忘れていますが😅
満月だけではなく「十六夜」「立待月」「居待月」・・・「新月」というふうに名前がついていますよね。日本人って月が好きですよね~

私は「小望月(こもちづき)」と「十六夜(いざよい)」という響きが好きです。
今年は9/28が「小望月」、9/30が「十六夜」となりますから
ススキを飾って”牛乳”でお月見でも嗜みますか!

今日は水野亜美=セーラーマーキュリーですね。
泉里香さんもご存じですか?

今日もありがとうございました。
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