<続き> ちょっと間をあけてしまったが、前回からの続きを
かたくりの里の魅力はたくさんあるが、関東のこの地でユキワリソウ(オオミスミソウ)を
見られることもそのうちの一つだろう。
尚ユキワリソウについては簡単なことはここで。
ユキワリソウを始めて露地で見たのは山形県の沖合の島、飛島を歩いていた時だ。
2009年4月のことだから、もう8年も前のことになる。まだ雪の消えやらぬ林床に
多彩な色と形で咲き誇っていた。いったいに日本の野の花は色味が少なく、変化に
乏しい地味な花が多いのだが、雪深い地でこんなにも鮮やかな色彩をもつ花たちと出会えたたのは
大変な驚きであり喜びだった。
ユキワリソウについては、もっと知りたい方は国際雪割草協会のこのサイトがとても詳しい。
できれば残雪の残る中で見たいと、今月下旬には本家本元の雪国植物園を
訪ねようと思っている。
かたくりの里を出て近所のハイキングコースを一時間ほど歩いた。
畑の脇の小さな墓地にシキミの花が咲いていた
ちょっと山の中に入ると早くもスミレの姿が見える。これはナガバノスミレサイシン
近くにヤマルリソウも咲きだしていた。
しきりに幹を叩く音がするので、見上げるとアカゲラの姿が見えた。
随分と上を見上げているのは連れ合いを探しているのだろうか
足元では春を迎え、体色の濃くなったホオジロが餌を啄んでいた。これは♀
こちらは番の♂
時折は低く鳴き交わす仲の良さげなホオジロたちだった。
この辺で。