前回とは異なり、今回は久しぶりにケーブルカーを使わずに
6号路→5号路→3号路→1号路と歩いてきた。コースマップはここに。尚
前回の記事はここに。
杉の大木の幹にはセッコクは既になく、テイカカズラ(キョウチクトウ科)の白い花が目立った。
同じカズラの字が付くスイカズラ(スイカズラ科)はまだ健在。
やや見頃は過ぎたもののノイバラやガクウツギも咲いていた。
ユキノシタもまだ花は残っている
オオナルコユリもまだまだ旬は過ぎてはいない。
ギンリョウソウは前回よりもたくさん見られた。
残念ながら美しかったサイハイランやツレサギソウは立ち枯れてしまった。
代わりにラン科のクモキリソウに出会えたのは嬉しかった。
さらにイチヤクソウ科のウメガサソウにも初めて出会えた。
それならイチヤクソウもどこかに咲いているはずだと、懸命に探したのだが
今回は縁がないのか見つけるられなかった。序に前回はまだ咲はじめ多ばかりで
今回期待していたイナモリソウも探したのだが見つけることはできなかった。
キジョランの実は2週間分だけ大きくなっていた。
6月中旬のこの時期。花数が最も多いのはドクダミの花。
ホタルブクロも随所で見られた。
咲き始めたのはムラサキシキブの小さな花。
崖に垂れ下がるのはマタタビの白化した葉
前回は蕾だけだったが今回は至る所で花を見ることができた。
同じマタタビ科のサルナシも咲いているということで探したがこれも見つからず。
白く色づき始めたのはオカトラノオやヤマブキショウマの花
ヤマユリは少しだけ蕾はおおきくなったが、まだ開花している株はなかった。
花を見ることができるのは7月に入ってからだろうか
オオバギボウシは蕾から開花初めという状態
今回は終始傘を持ちながらの山行だった。わずか2週間足らずだが花たちの移り変わりを眼で確かめる
ことができて良い経験だった。短い期間で同じ山を歩くということはしたことがなかったのだが、
そういう山歩きの仕方もなかなかいいものだと思った。
この辺で。