豊後梅
13日開園して間もなくの城山かたくりの里に出かけてきた。
肝心のカタクリは咲いているのが10株に満たないということで
500円の入場料は100円と嬉しい減額、思えば去年もそうだった。
最近はカタクリより少し前に咲くユキワリソウの方が好きになったので
早く出かけることが多い。
尤もその方が来園者も少ないのでゆっくり花を眺められる。
本命のユキワリソウは後にしてまずは木の花から
アセビと言ったら山野に咲くのは白花だけだが、園芸種には赤花もある。
品種名はわからない。
サクラゲンカイツツジ
キブシには木藤という名もあるそうだ。
園芸種のマンサク
綻びかけたミツマタ
こちらは中国大輪ミツマタ
コヒガンザクラ
ボクハンツバキ。漢字では卜伴椿とかく。尚、は卜伴とは江戸期の茶人の名だとか。
ダンコウバイ(檀香梅)。ミズキ科のサンシュユとクスノキ科のダンコウバイ、アブラチャンは早春に
低山に咲く代表的な花なのだがよく似ている。更にややこしいことにこれらの木には
みな雄花と雌花があるのだから紛らわしい。
木の花に比べて地上ではまだ花が少ない。
終わりかけのセツブンソウ
こちらはキバナセツブンソウといいう。関東以西の山野に咲く日本原産のセツブンソウとちがい
南ヨーロッパが原産らしい。
バイカオウレン。雪解け前から咲き始めるオウレンの花には他にキクバオウレンや
セリバオウレンなどがある。その根茎を乾燥させたものが黄連という漢方薬となる。
コチャルメルソウ。名前は楽器のチャルメラからつけられたようだが、
実の開いた形が似ているからというがどうも腑に落ちない。念のため
コチャルメラソウではないのでご注意を。
最後にほんの数株しか咲いていなかったカタクリ
今日はこんなところで。