コメント
最終段階ですね
(
あんぷりん
)
2012-06-18 00:54:26
いよいよ「最終段階」にこぎつけられたようですね。
さて、終段のパワートランジスタを取付けていきなり電源を入れる度胸は
私も持ち合わせてはおりません。
そのためにドライバ段までの動作に問題がない事を確認してからパワートランジスタを
取付けるようにしています。
拙ブログでは昨年の5月、AU-D907F EXTRAの記事が参考になるのではと思います。
「8日目」にエミッタ間電圧がRch1.166V、Lch1.106Vとなっていることを確認していますね。
終段トランジスタを取付けずに電源を入れて、ドライバトランジスタ2SA968のエミッタと
2SC2238のエミッタ間の電圧が約1.2V程度になっていれば一安心ということになります。
回路図をお持ちなら恐らくパワートランジスタのベース電極の電圧が0.6Vと-0.6V程度に
なっているはずですが・・・
センターDC 0V調整はほぼ中央にセットしておきます。
バイアス電流調整は少し左右に動かしてみて、上記1.2Vがわずかに変化するようなら、
終段トランジスタを取付けても問題は起こらないはずですよ。
より安全を確保するなら、終段に±電源を供給するラインに10Ω1/4Wの抵抗を挿入してから
電源を入れる方法もあります。
これなら終段に大電流が流れると抵抗が犠牲になってくれますからね。
昨日のコメント
(
あんぷりん
)
2012-06-18 19:06:54
昨日のコメント、届いていますか?
Re:最終段階ですね
(
風民(管理人)
)
2012-06-18 22:19:50
あんぷりんさん
コメントの公開が遅れご心配をお掛けしました。
コメントについては、まったく意味不明のコメント(破廉恥関係)が、たまにありますので、僭越ながら即時公開のオプションを外しております。
スマートフォンに移行しましたので、出先から公開できるよう以後気をつけます。
そこで、
本日も的確なご教示ありがとうございます。
パワーアンプ前段は、記事にもありますとおり抵抗器の焼損が無いことだけを理由に障害から切り分けて整理していますが、「最終段階」でよろしいのでしょうか(喜)
あんぷりんさんの、事前の手当て
>終段トランジスタを取付けずに電源を入れて、ドライバトランジスタ2SA968のエミッタと
2SC2238のエミッタ間の電圧が約1.2V程度になっていれば一安心
で、意を決し週末にでも基板を組み付け挑戦いたします。
正直、いまいち分かっていないのは、「2SA968のエミッタと
の2SC2238のエミッタ間」の電圧が、1.2Vであることの意味です。
PNPとNPNのトランジスタが、コンプリで抱き合わさっていますが、これが1.2V以内であることは、NFBのバランスを取ることと理解し、0Vとなるのが理想としつつ、とりあえず調整前でも最低±1.2V以内であるべしと腹に入れていますがよろしのでしょうか?
今日は、あんぷりんさんの「AU-D907F EXTRAの記事」をもう一度寝室で拝見させていただきながら就寝させていただきます。
(過去に拝見した記憶がありますが、当時は意味が良く理解できませんでした。)
「最終段階」非常に心地良い響きですね。
私は、そうであれば嬉しいのですが、奈落への最終階段を登っているような予感がしてなりません。
あんぷりんさん、毎度のことながら、貴重なご教示ありがとうございます。ネットの恩恵をマックスで享受できる幸せを感じ、お礼に重ねさせていただきます。
Unknown
(
bitstream
)
2012-06-23 00:43:50
>「2SA968のエミッタとの2SC2238のエミッタ間」の電圧が、1.2Vであることの意味です。
能動領域のトランジスタのBE間電圧は約0.6Vですから
PNP・NPNの終段トランジスタ2個で1.2Vなら、バイアス回路と終段ドライバーのトランジスタが正常であることが確認できます。
kR47が焼損していたということはkQ18 kQ19も怪しいと思うのですが
チェックされたのですから大丈夫?かなあ
風民さんはバイク修理に立派な木工
それからこのアンプのはんだの処理も上手そうで
とっても器用ですね。すごい!
Re:Unknown
(
風民
)
2012-06-24 03:02:23
bitstreamさん コメントありがとうございます。
>kQ18 kQ19も怪しいと思うのですが
ご高察のとおりです。
コンプリでトランジスタを購入し用意していたのですが、アナログテスタの抵抗(Kレンジ)での簡易チェックでパンクしておらず、増幅もしているようなので、純正にこだわる観点で使いまわしましたが・・・
>「2SA968のエミッタとの2SC2238のエミッタ間」の電圧が、1.2V
クリアできませんでした。(涙)
いくつかのトランジスタのエミッタ電圧が回路図の指定と大きく外れています。電圧がふらついていますので、バリスタダイオードを疑っています。
STV-3H Y,G及びMV-12が欲しいのですが・・・見つけられません。代用部品の情報を求めております。
ご存知でしょうか?
海外(確かロシア)で、発光ダイオードを入れて光らせている物を見ましたが・・・
電気工作は難しいです。老眼と記憶力の衰えで、何度も何度も見比べながら遅々とした進行で、部品がないと通販でその都度取り寄せて・・・泣きが入りそうです。
ご先達のノウハウのご教示でどうにか真似事をしています。ありがとうございます。
バリスタの入手
(
あんぷりん
)
2012-06-25 20:11:57
STV-3は「サトー電気」で手に入ると思いますよ。
http://www.maroon.dti.ne.jp/satodenki/index.html
MV-12は規格表によると、VD1212が使えそうです。
どちらも価格表の品名が「薄字」になっていますから
事前に在庫確認が必要でしょう。
(先月は「在庫あり」と回答いただけました)
発光ダイオードを使うのは、割合安定的な2.2Vほどの定電圧特性を
利用しています。
今回のケースとは使い方が違うのではないでしょうか。
Re:バリスタの入手
(
fumi640617
)
2012-06-26 07:23:42
あんぷりん さん
貴重な情報ありがとうございます。
さっそく照会してみます。
バリスタの良否に関して、デジタルテスターのダイオードチェックで、アノード力ソード間で1.7、逆は不通ならば良いように思っていますが、自信がないので、良品を買って検証してみます。
Re:バリスタの入手
(
fumi640617
)
2012-06-26 07:26:56
あんぷりん さん
貴重な情報ありがとうございます。
さっそく照会してみます。
バリスタの良否に関して、デジタルテスターのダイオードチェックで、アノード力ソード間で1.7、逆は不通ならば良いように思っていますが、自信がないので、良品を買って検証してみます。
Unknown
(
bitstream
)
2012-07-02 21:54:59
その二種類って単なる複合ダイオードでバリスタじゃないですよ。
アンプでも単に順方向電圧をバイアスに利用しているだけなので
電気的にはふつうのダイオード2,3本で置き換えて問題ないですよ。
STV-3のほうは3本入りなので1.8Vくらいですから
赤とか緑のLEDだとちょうどそのくらいなので置き換えてもOKです。
青とか白のLEDは順方向電圧が高かったりするのでダメです。
ただ、MV-12は小さいヒートシンクにねじ止めされているモノですよね。
これはフィードフォワード出力段(kQ24 25 26 27)
の温度補償に関わるものでしょうからちゃんと熱結合してあげてください。
同じ形状のものが手に入れば楽ですが、VD1212が違う形だとちょっと厄介ですね。
あと忘れていたのですがメインの出力段なしでフィードフォワード出力段だけだと
こちらから負帰還がかかるので発振するかもしれません?
フィードフォワード段はなくてもアンプとして完全に機能するので
この辺を取っ払って調整してからあとで実装してもいいかもしれません。
非常に面倒くさそうですが。
Re:Unknown
(
風民(管理人)
)
2012-07-03 07:42:11
bitstreamさん コメントありがとうございます。
ダイオードは機能、規格等が良く理解できていませんので反芻させていただきます。ありがとうございました。
とりあえず、リードの片方を基板から浮かせデジタルテスターのダイオードチェックで良しと整理しました。
ブログの更新は、作業が一進一退で苦戦しておりご披露できる成果がなく、失礼しております。
後段の基板を整備しましたが、上手くいきません。
前段の基板のトランジスタを外し点検したところ2つほどNGでした。
心が折れそうですが、もう少しもがきます。
ありがとうございました。
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さて、終段のパワートランジスタを取付けていきなり電源を入れる度胸は
私も持ち合わせてはおりません。
そのためにドライバ段までの動作に問題がない事を確認してからパワートランジスタを
取付けるようにしています。
拙ブログでは昨年の5月、AU-D907F EXTRAの記事が参考になるのではと思います。
「8日目」にエミッタ間電圧がRch1.166V、Lch1.106Vとなっていることを確認していますね。
終段トランジスタを取付けずに電源を入れて、ドライバトランジスタ2SA968のエミッタと
2SC2238のエミッタ間の電圧が約1.2V程度になっていれば一安心ということになります。
回路図をお持ちなら恐らくパワートランジスタのベース電極の電圧が0.6Vと-0.6V程度に
なっているはずですが・・・
センターDC 0V調整はほぼ中央にセットしておきます。
バイアス電流調整は少し左右に動かしてみて、上記1.2Vがわずかに変化するようなら、
終段トランジスタを取付けても問題は起こらないはずですよ。
より安全を確保するなら、終段に±電源を供給するラインに10Ω1/4Wの抵抗を挿入してから
電源を入れる方法もあります。
これなら終段に大電流が流れると抵抗が犠牲になってくれますからね。
コメントの公開が遅れご心配をお掛けしました。
コメントについては、まったく意味不明のコメント(破廉恥関係)が、たまにありますので、僭越ながら即時公開のオプションを外しております。
スマートフォンに移行しましたので、出先から公開できるよう以後気をつけます。
そこで、
本日も的確なご教示ありがとうございます。
パワーアンプ前段は、記事にもありますとおり抵抗器の焼損が無いことだけを理由に障害から切り分けて整理していますが、「最終段階」でよろしいのでしょうか(喜)
あんぷりんさんの、事前の手当て
>終段トランジスタを取付けずに電源を入れて、ドライバトランジスタ2SA968のエミッタと
2SC2238のエミッタ間の電圧が約1.2V程度になっていれば一安心
で、意を決し週末にでも基板を組み付け挑戦いたします。
正直、いまいち分かっていないのは、「2SA968のエミッタと
の2SC2238のエミッタ間」の電圧が、1.2Vであることの意味です。
PNPとNPNのトランジスタが、コンプリで抱き合わさっていますが、これが1.2V以内であることは、NFBのバランスを取ることと理解し、0Vとなるのが理想としつつ、とりあえず調整前でも最低±1.2V以内であるべしと腹に入れていますがよろしのでしょうか?
今日は、あんぷりんさんの「AU-D907F EXTRAの記事」をもう一度寝室で拝見させていただきながら就寝させていただきます。
(過去に拝見した記憶がありますが、当時は意味が良く理解できませんでした。)
「最終段階」非常に心地良い響きですね。
私は、そうであれば嬉しいのですが、奈落への最終階段を登っているような予感がしてなりません。
あんぷりんさん、毎度のことながら、貴重なご教示ありがとうございます。ネットの恩恵をマックスで享受できる幸せを感じ、お礼に重ねさせていただきます。
能動領域のトランジスタのBE間電圧は約0.6Vですから
PNP・NPNの終段トランジスタ2個で1.2Vなら、バイアス回路と終段ドライバーのトランジスタが正常であることが確認できます。
kR47が焼損していたということはkQ18 kQ19も怪しいと思うのですが
チェックされたのですから大丈夫?かなあ
風民さんはバイク修理に立派な木工
それからこのアンプのはんだの処理も上手そうで
とっても器用ですね。すごい!
>kQ18 kQ19も怪しいと思うのですが
ご高察のとおりです。
コンプリでトランジスタを購入し用意していたのですが、アナログテスタの抵抗(Kレンジ)での簡易チェックでパンクしておらず、増幅もしているようなので、純正にこだわる観点で使いまわしましたが・・・
>「2SA968のエミッタとの2SC2238のエミッタ間」の電圧が、1.2V
クリアできませんでした。(涙)
いくつかのトランジスタのエミッタ電圧が回路図の指定と大きく外れています。電圧がふらついていますので、バリスタダイオードを疑っています。
STV-3H Y,G及びMV-12が欲しいのですが・・・見つけられません。代用部品の情報を求めております。
ご存知でしょうか?
海外(確かロシア)で、発光ダイオードを入れて光らせている物を見ましたが・・・
電気工作は難しいです。老眼と記憶力の衰えで、何度も何度も見比べながら遅々とした進行で、部品がないと通販でその都度取り寄せて・・・泣きが入りそうです。
ご先達のノウハウのご教示でどうにか真似事をしています。ありがとうございます。
http://www.maroon.dti.ne.jp/satodenki/index.html
MV-12は規格表によると、VD1212が使えそうです。
どちらも価格表の品名が「薄字」になっていますから
事前に在庫確認が必要でしょう。
(先月は「在庫あり」と回答いただけました)
発光ダイオードを使うのは、割合安定的な2.2Vほどの定電圧特性を
利用しています。
今回のケースとは使い方が違うのではないでしょうか。
貴重な情報ありがとうございます。
さっそく照会してみます。
バリスタの良否に関して、デジタルテスターのダイオードチェックで、アノード力ソード間で1.7、逆は不通ならば良いように思っていますが、自信がないので、良品を買って検証してみます。
貴重な情報ありがとうございます。
さっそく照会してみます。
バリスタの良否に関して、デジタルテスターのダイオードチェックで、アノード力ソード間で1.7、逆は不通ならば良いように思っていますが、自信がないので、良品を買って検証してみます。
アンプでも単に順方向電圧をバイアスに利用しているだけなので
電気的にはふつうのダイオード2,3本で置き換えて問題ないですよ。
STV-3のほうは3本入りなので1.8Vくらいですから
赤とか緑のLEDだとちょうどそのくらいなので置き換えてもOKです。
青とか白のLEDは順方向電圧が高かったりするのでダメです。
ただ、MV-12は小さいヒートシンクにねじ止めされているモノですよね。
これはフィードフォワード出力段(kQ24 25 26 27)
の温度補償に関わるものでしょうからちゃんと熱結合してあげてください。
同じ形状のものが手に入れば楽ですが、VD1212が違う形だとちょっと厄介ですね。
あと忘れていたのですがメインの出力段なしでフィードフォワード出力段だけだと
こちらから負帰還がかかるので発振するかもしれません?
フィードフォワード段はなくてもアンプとして完全に機能するので
この辺を取っ払って調整してからあとで実装してもいいかもしれません。
非常に面倒くさそうですが。
ダイオードは機能、規格等が良く理解できていませんので反芻させていただきます。ありがとうございました。
とりあえず、リードの片方を基板から浮かせデジタルテスターのダイオードチェックで良しと整理しました。
ブログの更新は、作業が一進一退で苦戦しておりご披露できる成果がなく、失礼しております。
後段の基板を整備しましたが、上手くいきません。
前段の基板のトランジスタを外し点検したところ2つほどNGでした。
心が折れそうですが、もう少しもがきます。
ありがとうございました。