私の場合は入り口はアニメ。評判の漫画であったのでアニメをフォローしておこう、という気軽なノリだ。
アニメゴールデンカムイ公式ページ
これほど面白いとは思わなかった。
今の北海道にも通用するかもしれないサバイバル法や、独特のアイヌ料理、道産子料理など毎回興味深い。
実はワタクシの郷里は北海道。アイヌというとそれなりに忸怩たる思いがある。
幼少の頃はアイヌの事はタブーに近い雰囲気があった。
山田正紀さんの初期の連作作品に「襲撃のメロディ」があるが 作中アイヌ文化のデータが人間に知られずにコンピューターネットワークからなくなっていく、という事から物語は始まっていく。
その山田正紀さんつながりでもあるのが、ゴールデンカムイのアニメ監督、難波日登志さんだ。
彼は山田正紀さんのファンだ。
なぜ知っているか、というと山田正紀さんの公認の研究会というサークルで会っているからです。
今からウン年前に創設された「山田正紀研究会」の初期メンバーで参加されていました。
難波さんはもう既に「ルパン三世 カリオストロの城」の制作には関わっていたはず。
明るくて、リーダーシップがあって魅力的なキャラクターでした。
よく覚えているのが、渋谷のハンズ近くの道を皆で歩いていた際の出来事。路駐の小型車が変な停め方をしていたため路線バスが通行できずにドライバーを呼ぼうと何度もクラクションを鳴らしていました。
こんなの皆で持ち上げちゃえばいいじゃん!
と難波さんの掛け声で皆で小型車を動かして、路線バスを通したのでした。
その後仕事の関係でアジアへ行ってあえなくなりましたが、ウン年後に結婚式の二次会で久々の再会。
当時はNHK教育で放送していた「YAT安心!宇宙旅行」が最終回を終えたばかりの頃。
裏では「ウルトラマンガイア」辺りの平成ウルトラマンシリーズの放送枠で結構視聴率は厳しかったのではないかと思う。
当時の嫁の好みで「YAT安心!宇宙旅行」を観ていたのだが、最終回のオープニングだけ登場キャラクターが曲に関係なくしゃべり続けるという特別なオープニングだった。それで
あの最終回のオープニングのキャラクターたちが喋るのってあなたの演出だったの?
と聞くと
そうだよ、俺の演出
と答えるや否や
おーい、みんなぁ、こいつ本当に俺の作品みてるぞ!
と大声でみんなに告知していました。
そんな難波さんですけれど、応援しています(笑)