「ＹＯＹＯＣＨＵ ＳＥＸ と代々木忠の世界」 試写会レポート

「ＹＯＹＯＣＨＵ　ＳＥＸ と代々木忠の世界」試写会レポートです。

前の日記にも書いたように
普段はカメラレンズの向こう側の撮る側の監督が
被写体になったとき、どうなんだろうか、
という興味がありました。

しかもドキュメント手法を多様する監督自身が
ドキュメンタリー映画の題材である、という面白さ。

結論から申しますと、
代々木忠監督を知っている、知らないに限らず
面白い、と思います。

特に男性はレンタルビデオのアダルトコーナーに
お世話にならない人はほとんどいないでしょうから（笑）

若い人達はインターネットや雑誌で
手軽に女性のはだかが見れる環境が
当たり前かもしれませんが
昔はそうじゃなかったんです!

アンダーヘアなんか出したら発禁処分!
股間は前パリありの、疑似SEXでした。

そんな時代背景をふまえつつ
代々木忠監督の半生を時系列に追っていきます。

監督の半生を浮き彫りにしつつも
現代にいたるAV事情をも
同時に教えてくれます。

石岡正人監督、
御苦労さまでした。

代々木監督の500以上の作品、
各界の関連人物への長時間のインタビュー素材
男優や女優さんたちへのインタビュー素材
これらを貼り合わせ、組み合わせて
代々木監督のカメラを構えた姿を描いていくというのは
並大抵の作業ではなかったと思います。

代々木監督のそばに助監督としていたことのある
石岡監督だからこそ出来た映画だと思います。

代々木忠監督をよく知らない一般の人々には
SEX、オーガズムという
あまり直視されない、語られないが
とてもコアなものに真正面から向き合っている、
その真摯な姿勢を知って欲しい、

そう思いました。


取り急ぎ。

会場でどんな方を見かけたとか
楽しいお話は次回^^


代々木監督自身の試写会の感想は
アテナ映像サイト内の公式ブログ「週刊代々木忠」のこちらを参考に。