
<訴訟>
「Watchmen」の映画化権について、2008年2月に20世紀FOX対ワーナーブラザースの裁判が起こされ、09年1月20日に判決が出る。
経緯はこうだ。
○1986年 20世紀FOX社は出版元DCコミックから原作全巻の映画化権と、脚本の権利を取得。
○1991年 20世紀FOX社はそれらの権利を映画製作会社ラルゴ・インターナショナルに売却。
20世紀FOX社はここで制作された映画の配給権のオプション契約を締結。
○1994年 ラルゴ・インターナショナル倒産。
これらの権利をプロデューサーのローレンス・ゴードンが譲り受ける。
この際、20世紀FOX社以外で映画化の場合、20世紀FOX社から映画化権を買い戻さなければならない、
というオプション契約を締結。
そして、今回、ローレンス・ゴードンのプロデュースによって、
「300」ザック・スナイダー監督により、映画が製作開始される。
当然、オプション契約をしている20世紀FOX社は、今回の映画の撮影開始前から
ワーナーブラザースに対して、契約の存在を主張してきたが、
それは全く無視されて、撮影が開始されたらしい。
法律顧問の読み違えか?
作ったもの勝ちと思ったか?
08年2月、ついに20世紀FOX社はワーナーブラザースに対してロサンゼルス連邦裁判所へ訴訟を起こす。
「Watchmen」の映画化権はわれわれにあります!
提訴を受けて、事実関係の確認作業の際に
この20世紀FOX社の主張通りの映画化権に関する記録文書の存在が連邦著作権局に確認されました。
そして、ワーナーブラザースから提訴された
「Watchmen」の映画化権はすべてわが社にあり、20世紀FOX社の訴えを退けて欲しい、という請求を連邦裁判所は却下。
08年8月、ロサンゼルス連邦裁判所は、20世紀FOX社の訴えを正式に受理。
09年1月20日に出される判決の予想は
○ 「Watchmen」の公開停止。
○ 20世紀FOX社が主張する映画化権をWBが買い戻すこと。
でなければ、オプション契約で定められた内容に従い、
ワーナーブラザースは全収益の2.5%をFOX社に支払う。
しかし、20世紀FOX社が求めているのは、収益の支払ではなく、
「Watchmen」映画公開の中止だ、というマスコミの噂。
さあ、無事公開されるのを祈ろう!
「Watchmen」の映画化権について、2008年2月に20世紀FOX対ワーナーブラザースの裁判が起こされ、09年1月20日に判決が出る。
経緯はこうだ。
○1986年 20世紀FOX社は出版元DCコミックから原作全巻の映画化権と、脚本の権利を取得。
○1991年 20世紀FOX社はそれらの権利を映画製作会社ラルゴ・インターナショナルに売却。
20世紀FOX社はここで制作された映画の配給権のオプション契約を締結。
○1994年 ラルゴ・インターナショナル倒産。
これらの権利をプロデューサーのローレンス・ゴードンが譲り受ける。
この際、20世紀FOX社以外で映画化の場合、20世紀FOX社から映画化権を買い戻さなければならない、
というオプション契約を締結。
そして、今回、ローレンス・ゴードンのプロデュースによって、
「300」ザック・スナイダー監督により、映画が製作開始される。
当然、オプション契約をしている20世紀FOX社は、今回の映画の撮影開始前から
ワーナーブラザースに対して、契約の存在を主張してきたが、
それは全く無視されて、撮影が開始されたらしい。
法律顧問の読み違えか?
作ったもの勝ちと思ったか?
08年2月、ついに20世紀FOX社はワーナーブラザースに対してロサンゼルス連邦裁判所へ訴訟を起こす。
「Watchmen」の映画化権はわれわれにあります!
提訴を受けて、事実関係の確認作業の際に
この20世紀FOX社の主張通りの映画化権に関する記録文書の存在が連邦著作権局に確認されました。
そして、ワーナーブラザースから提訴された
「Watchmen」の映画化権はすべてわが社にあり、20世紀FOX社の訴えを退けて欲しい、という請求を連邦裁判所は却下。
08年8月、ロサンゼルス連邦裁判所は、20世紀FOX社の訴えを正式に受理。
09年1月20日に出される判決の予想は
○ 「Watchmen」の公開停止。
○ 20世紀FOX社が主張する映画化権をWBが買い戻すこと。
でなければ、オプション契約で定められた内容に従い、
ワーナーブラザースは全収益の2.5%をFOX社に支払う。
しかし、20世紀FOX社が求めているのは、収益の支払ではなく、
「Watchmen」映画公開の中止だ、というマスコミの噂。
さあ、無事公開されるのを祈ろう!
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