ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

人は変わるものですね

2019-04-14 12:06:36 | 日記・エッセイ・コラム


今年は、ボケが良く咲いています。
冬に切り詰めたのか良かったのでしょうか。
今まで、庭木も放置していたけれど、少しずつ世話の仕方を覚えていきたいと思います。

ところで、うちの息子たちは、本当に対照的。
片方は、博士課程修了の高学歴。
一方は、高卒。

片方は、考えてから行動するタイプ。決断は慎重。
一方は、行動してから学ぶタイプ。

片方は、無愛想というわけでもないけれど、愛想をいうこともない。
一方は、愛想がよい。

共通点もあります。
どちらも自己肯定感は高い。

息子たちは2歳違いですが、年収は、高学歴のほうは手堅い企業に勤め、まあまあなのに対して、
高卒のほうが、ベンチャー企業で、片方の3分の4くらい?
正確には分かりませんが、今のところ、ベンチャーのほうが高収入らしい。

手堅い企業のほうはホワイトで、福利厚生なども充実しています。社内に様々な自主研修制度が用意されていて、海外に半年研修に行かせてもらったりしています。

ベンチャ―企業のほうはブラックで、朝9時から夜9時まで仕事をしています。
通勤に往復2時間。厳しい!
ただ、本人は喜んで働いている節がありますが。

片方は、一社目。一方は、何度転職したことか。

片方は、働いてまだ10年たたないのに、一方は、もう15年以上働いています。
勤務年数の差は、社会で鍛えられた差でもあります。

こうして書いてみると、人それぞれ。どの生き方をよしとするかも、人それぞれ。

生きる力として、学歴、思考力、愛想を並べたとき(まあ、これを並べるのも妥当かどうかわからないけれど)、学歴がどれほどのものかとも思うし、愛想は結構重要なのかもしれないとも思います。

愛想というのは、他人とのコミット力と言い換えても良いかもしれません。
どれだけ、相手の懐に飛び込むか。
それでいて、相手と適当な距離をとることでもあります。

ところで、この高卒の息子が、一念発起してこの4月から大学院へ。
高卒が大学を飛ばして、大学院に入れるというのも面白いけれど。

さっそく授業があって、分からない言葉がたくさん出てくるので、スマホでググりながらの受講だとか。
教員に知識を問う質問されても、さっぱり答えられない。
それでも、授業は楽しいと言います。

「自分の知らない高度なことを話してくれる。知るって、楽しいね。自分の貴重なお金と時間を割いて授業を受けていると、ただ単位をとれればいいのではなくて、ちゃんと授業に出たいと思った」とのこと。
これが、中学・高校と授業をサボりまくったその同じ人の言葉とは思えない。

人は変わるものですね。
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