ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

惣菜の熟練?

2020-05-16 08:49:51 | お仕事


たまにはミスもするが、最近はほとんど失敗しなくなった。

しかも、以前には考えられないくらい仕事が早い。

例えば、
朝7時20分に作業場へ入る。
まずは手洗い。
冷凍庫から準備された焼き鳥を出す。
オーブン予熱。
フライパンの電源を入れる。

余熱の時間を見計らってタイマーを設置。
そのタイマーをもって売り場へ。
チルドの陳列。
まず、日付の確認。昨日の日付のものは除く。
今日の日付のもので割引が貼られていないものもチェック。

タイマーが鳴ったら、オーブンのところに戻って焼き鳥をオーブンに入れる。
以前は時間の見積もりがうまくできず、オーブンの前で待つこともあったが、今はそんな時間ロスもない。
またタイマーをセットして、売り場へ。

サラダから陳列。
タイマーが鳴ったら、焼き鳥を出しに行く。
もう一人は逆の端のその他の惣菜を陳列していて、どこかで出会うことになる。
この日の相方は仕事が早く、陳列が早く終わる。
陳列が終わる時間が、仕事終了の時間を大きく影響する。
私の勤務日は、陳列する品数が多い。
日曜日は分かるけれど、水曜日はなぜなんだろう。

8時10分。
その日の作業内容を確認。
毎日のギョーザとだし巻き卵以外に、チキンステーキ、ベーコンポテトのマヨネーズ焼き。
今日は少ない。
オーブンを予熱。
この間に、チキンステーキを焼けるように準備。
オーブンにチキンステーキを入れる。
焼けるまでの10分の間に、今日の準備。

必要な器具や材料を揃える。
チキンステーキをオーブンから取り出し、上下をひっくり返してまたオーブンへ。
5分。
この間にベーコンポテトのために揚げられたポテトを計量して紙の容器に入れる。
これはいったん棚に入れておく。
チキンステーキをオーブンから取り出し、照り焼きのたれで化粧し
「チキンステーキ、できました」と盛り付け係に引き継ぐ。

次はギョーザ。
フライパンに並べてフタ。
焼けるまでの約6分の間に、だし巻き卵のだしの用意。
ギョーザをアルコール消毒したバットに取り出し、
「ギョーザ、焼けました」と盛り付け係に。

卵30個を5個のボールに6個ずつ割る。
だしを入れて撹拌。
巻きすに紙を敷いて台の上に用意。
次々にだし巻きを焼く。
5本の出し増し巻きが焼きあがると
9時20分ぐらいになった。

作業はだいたい手袋をつけてする。
作業が変わるたびに、手袋を換える。
けれど、卵を割るときに手袋をはめていると、卵が滑るのでとても効率が悪い。
それで卵は素手で割るのだが、
そのために卵を割る前には必ず手を洗ってアルコール消毒する。

焼いた卵を冷まさないといけない。これを放熱作業という。
なのでこの間にベーコンポテトのポテトに冷凍ベーコンをのせ、冷凍ブロッコリーを飾る。
秤で計りながらこれに焼きチーズソースを30グラム乗せる。
その間に、またオーブンを予熱。
8個分に材料を乗せ終わったときに予熱完了が理想だけれど、もし予熱できていなければ、次の卵を割り始める。

オーブンにベーコンポテトを入れて焼く。
8分。
この間に、次の卵を焼く準備。
「ベーコンポテト、焼けました」

次の卵を割ってだしを入れたら、前に焼いたものを盛り付け。
容器にマスターシートを敷いて用意。
まな板、包丁をアルコール消毒し、
だし巻き卵を切って、容器に盛り付ける。
値付けをして、売り場に並べる。

まただし巻き卵を焼く。
放熱が十分でない場合、盛り付けの前に焼くこともある。
巻きすが5枚しかないので、先に焼くときは巻きすを外した状態で放熱しておく。

2回目の放熱の時に、丼のお手伝い。
この日はビビンバ丼の盛り付け、値付け、品出し。
3回目のだし巻きの用意。
この日は、ギョーザも焼く。

3回目のだし巻きを焼く。
この日は、3回目の焼きが11時10分に完了。
メニューが少なかったことや、朝の陳列が早く終わったから。
こんなに早くできたのは初めて。

放熱の間に、塩焼きそばの盛り付け、値付け、品出しをお手つだい。
それが終われば、片付けに入る。
使ったものを洗う。
足りないものを翌日のために用意する。
ギョーザが良く売れているので、もう一度ギョーザを焼く。
だし巻きのフライパンを洗浄する。

だし巻きとギョーザは焼く温度が違うので、
フライパンは別。

他の部署の洗い物も今日は多くなく、
仕事から上がったのが12時30分ぐらい。

なかなかたくさんの仕事をこなして、
この時刻に終わるとは!
10本のだし巻きでも11時半に終わらなかった以前と比べて、すごく進歩。
人間って、いくつになっても成長するものですね。

ただ、効率最優先で、いい加減になっていることもあるかも?
卵の撹拌が十分でなくて、白身がドットになっていることも。
以前は割ってから撹拌し、だしを入れてから撹拌し、焼く前に撹拌していたが
今は割ってだしを入れて撹拌し、焼く前に撹拌する。
これでずいぶん時間が違ってくる。たとえ1回20秒でも、15本で5分。

朝に必要なものをすべて準備しておくことで、
材料や器具を取りに行く時間をずいぶん節約している。
また、畳3畳ぐらいの冷凍庫にぎっしり入った材料の中で、
自分の必要なものがどこにあるか分かるようになったことも時間節約になる。
以前は、しょっちゅう置き場が変わって、
探しまくって結局仕入れをしている人に聞くというパターンが多かった。
職場としても落ち着いてきたということだろう。

今は、けがで休んでいる人の代わりに、週に3日入っている。
週に3日は、私にはきついと分かった。
もう少し人を増やしてほしいが、それは採算があわないそうな。
お総菜部門って、そもそも採算が合わない気がするけれど。

うちでつくったほうが、より良い材料で、より安く、よりおいしくできる(出来立てが食べられる)。
お総菜をつくりながら、つくづく思う。
でも、だし巻き卵は、本当においしい。
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