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健康心理学資料:健康信念モデル

2010-05-18 21:09:10 | Weblog
本日開講の健康心理学で配布した資料です。

今日のテーマは、健康増進活動のための健康信念モデルの解説でした。

4つの信念に働きかけることで、不健康行動を除去し、健康行動を獲得してくれるきっかけが生まれます。

禁煙を例にお話を組み立てました。

どなたも、健康心理学科の学生さんらしく、りっぱな健康信念をおもちです。

「たばこは絶対いやです、臭いも嫌い」

という人がいると思えば、

「からだが受け付けない」「百害あって一利無し」「2・3度ためしたが合っていない」

などいろんな理由で吸わないという信念をおもちのようです。

また、吸っているかたもいますが、やめようという気持ちをもちはじめた人が何名かいました。

禁煙支援活動の一環として、健康支援センター主催で、お試し禁煙実験を来週からスタートします。

今週なら、金曜日の昼休み時に、A棟7階の健康支援センターをのぞいてみてください。

実験参加希望と告げてください。

ともだちで、たばこを吸っている人がいて、一度止める経験をしてもらえたらという人がいたら、紹介してください。

1週間禁煙してもらいます。

前後で唾液を採取し、質問紙への記入などしてもらいます。

実験室内で、少し大きな音を聞いてもらう反射検査もしてもらいます。

COモニターをつかって、呼気中の一酸化炭素濃度も測ります。

実験が終わった後の1週間後にも同様の測定をして、本当に1週間たばこを絶っていたかどうかチェックさせてもらいます。

たしかに1週間禁煙してもらっていたかたには、1万円を後日手渡すことになります。

そのまま禁煙をつづけてもらってもいいし、復活してもかまいません。

禁煙という体験をしてもらうことが大切なんです。

いろいろ質問などもさせてもらいます。

来週は、TTM(トランス・セオレティカル・モデル)を配付資料を使って説明します。

授業最初に4枚の印刷物を渡します。

2010/5/18・記




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