透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

三浦綾子記念文学館その3

2013-03-13 10:25:37 | 日記

三浦綾子記念文学館のパンフレットの中をのぞくと・・・・・・・。

「三浦文学を心の豊かな糧(かて)として、のちの世につたえていくことも目的」としていること。

また、三浦文学を新しい「人間主義の性格」をもったものと位置付け、それを「ひかりと愛といのち」という言葉でとらえ、この館のテーマにしていること。

三浦文学を支えているのは、「ひとはどのように生きたらいいのか」という問いかけであること。それを庶民の視点に立ち、人間への関心と卓越した観察力、そして、並ぶもののない作者の才能によって作品を生み出し、人々を導いていること。

 などの事柄が写真入りで掲載されている。人間への関心を失わずに、観察力と物語る表現力をもって、心を揺さぶる数々の作品を生み出していった三浦綾子。人間への関心を持ち続けるということは、並大抵のことではないだろう。それは言葉を換えれば「愛」そのものと言えないだろうか。          

                                                     

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