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《紙芝居 「ねずみの嫁入り」みの渓介作》
「ねずみの嫁入り」という日本の昔話がある。ネズミ夫婦が娘の婿に世の中で一番強いものをと考え、太陽・雲・風・壁と、次々にアタックし、結局、ネズミが一番強いということでネズミから選ぶことになったというお話。
説話集『沙石集』中の『ねずみの婿とり』(『ねずみの嫁入り』)にこの話をみることができるとか。
私が小学生の頃(昔々)に教科書に載っていたように記憶する。ものすごく感心し、納得し、その後も時折思い出すことがあった。挿絵が楽しさを広げてくれた気もする。そのネズミであるが、小動物の割にけっこうな存在感がある。ネズミが登場するお話はたくさんあって事欠かないということがその証となるかと思う。
ドブネズミはけっこうな図体だろうが、ハツカネズミなどは手のひらに収まるサイズで、小ぶりだ。種類はわからないが、そのネズミが原因となった疑いがあるとされているのが、人知を結集したとうたわれている原子力発電所内の停電。この度の福島第一原発の停電がネズミの接触による配電盤のショートかもしれないという。ネズミ、恐るべし。侮るなかれ。