透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

賢治さんの記事・その2

2013-11-14 22:22:36 | 日記

曇り。最低気温-1.9℃、最高気温5.1℃。

 先日の北海道新聞の賢治さん関連の記事の続きです。「ふるさと海岸」と称される場所は、1924年(大正13年)当時は天然の海岸だったそうだ。「海鳴り」に登場する牛は、その牧場の牛を描いたのではないかといわれていると記事は伝えていた。

賢治さんが訪れた時の苫小牧の様子が作品から蘇ることになるのだ。文人の作品は様々な光彩を後世に残すもので、芸術の力は経済力ほど確かな形で現れない分、深く心に根を張るのだなと思った。 

コメント
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