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昨日、江別市の観光名所として、また、前田一歩園賞を受賞したという「ノハナショウブの群生地」へ家人と出かけました。
この群生地の辺りは石狩平野の一画です。そして、時を遡ること4000年前の石狩平野は60000ha(釧路湿原は27600ha)の広大な湿地帯だったそうです。ノハナショウブは湿地帯を好むので、北海道入植期以降、耕作地化や埋め立てなどにより乾燥化が進むと、その姿が消えていったそうです。この東野幌のノハナショウブの群生地は牧草地になってしまうところを近隣に住む方々が守り育ててきたもので、これだけ大規模に見られるところは他にはないということです。
ノハナショウブの群生地は、広大だった「石狩湿原」の名残なのですね。貴重な場所として、これからもノハナショウブ保存会と近隣の方々が力を合わせて守り育てていこうとされています。保存活動に取り組まれている皆さんには本当に感謝です。
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《ノハナショウブの群生地》(所在地:東野幌935ー5)