曇りの晴れ。最低気温4.7℃、最高気温13.4℃。
旭川市神楽7条8丁目の見本林の中に建つ三浦綾子記念文学館。私にとっては、林の中を散歩したり、展示物や本を読むなどしているうちにリフレッシュできる文学の温泉のようなところです。
その、三代目の館長さんに北海学園大学教授の田中綾氏が就任することになったことが新聞で取り上げられていました。
市民講座などで数回お話を伺う機会があったので、何となく親しみを感じて嬉しくなりました。
2016年11月19日付北海道新聞
昨年の今日のブログに「三浦綾子記念文学館」に立ち寄ったことを書いていたのも何かの縁かと思った次第です。
2015年11月19日 晴れ。最低気温-1.5℃、最高気温4.8℃。
生田原から我家へ帰る途中、旭川で下車して、見本林の一画に建つ三浦綾子記念文学館を訪ねました。この度は、道南を三浦文学の重要なスタート地点と位置付けた展示となっていて、いかに生きるべきかを問い続けた三浦綾子さんの文学の魅力がより深まっていたように感じました。
展示されていた中で印象に残った言葉がいくつかありました。その中からこの言葉を。(略された部分も含めて展示されていたものです。)
「戦争の恐ろしさは数々ある。その中で最も恐ろしいのは、人間が人間性を失うことだと私は思う。/・・・・・/私たちは人を殺すために生まれてきたのでもなく、殺されるために生まれて来たのでもない。私たちは愛し合うために生まれてきたのだ。」(『わが青春に出会った本』より)
「私が絶望しないで生きて来ることができたのは、『それでも明日は来る』という希望があったからだ。それがどんな明日であるかはわからぬにしても、とにかく神が私に与えて下さる明日なのだ。そう思うと勇気がでた。」(『それでも明日は来る』より)
《見本林内に建つ三浦綾子記念文学館》
《館内カフェにて 紅茶を頂きました。》