曇り時々晴れ。最低気温16.8℃、最高気温23.2℃。
来週に予定されている発表会の会場となる小樽市民会館・マリンホールを下見してきました。
その後、まっすぐに帰宅するつもりが、あまりに気持良い陽気だったので、小樽運河まで足を運んで来ました。そこで人力車の方のお話を伺っているうちに、最短コースを走ってもらうことに。膝の具合が万全ではないためだったのですが、この道10年という若者はガイドもして下さり、楽しく、勉強にもなったのでした。
旧手宮線跡地も興味深かったです。幌内鉄道の手宮から札幌までの35.9㎞が開通したのは1880年(明治13年)。これは北海道で初、日本で3番目に開通した鉄道とのことです。幌内鉄道は1882年(明治15年)、札幌から幌内までも開通し、全区間91.2㎞に。
ランチ後は小樽市総合博物館・運河館を見学。
第一展示室では「小樽の歴史ーまちのあゆみを知る」というタイトルでアイヌ時代から近代までの小樽の歩みをざっくり言えば、ニシン漁を中心に展示されていたかと。ニシン漁の漁具が壁に展示されていたり、建網漁の模型、北前船の資料等々。中でもニシン漁を描いた六曲一双の「鰊盛業屏風」は見ごたえがありました。
第二展示室は「小樽の自然ーその多様な姿を知る」と題した展示。こちらは足から腰にも疲れが出てきたので、私はほとんど見ずに館をでることに。
港町独特の地形に運河とそこに影を映す倉庫群、木骨石造の重厚な趣のある元銀行などの建物群、ニシン漁の隆盛時を偲ぶ建物群の景観を今に残す小樽。今日は運河周辺のみ散策でしたが、久しぶりの小樽はやはり心惹かれるものがありました。