曇り。最低気温16.9℃、最高気温21.9℃。
種から育てたベニバナ(紅花)が咲きました。花言葉は「特別な人」、「包容力」、「愛する力」、「化粧」、「装い」など。日本での栽培は山形県が有名で江戸時代から親しまれているそうです。
ベニバナは古くは染料や紅の材料でしたが、花を乾燥させたものは漢方薬としても使用されていたとか。悪玉コレステロールを減少させる働きがあり、生活習慣病の予防などに効果があるそうです。
ベニバナの主な原産地は、西アジアや地中海沿岸の地域。日本にはシルクロードから中国を通って渡ってきて、古くは万葉集にも登場するなど、古来より親しまれてきたとのこと。草丈は0.6m〜1.2mと幅広く、キク科の仲間。最上紅花やトゲなしベニバナ、しろベニバナなどの品種があるそうです。
品種により異なるようですが、我家のベニバナは咲き始めの黄色から赤へと色が移り変わりました。
そういえば、源氏物語に登場する末摘花(すえつむはな)という名はベニバナの異名とか。ベニバナを末摘花(すえつむはな)とも呼ぶのは、茎の末の方から咲いてゆく花を順次摘み採るからというのも興味深いことです。