透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

砂が落ちていく時間

2021-09-17 20:12:35 | 日記

曇り。最低気温12.5℃、最高気温22.4℃。

いつものように美容院から近くの商業施設へ向かい、3階にある珈琲館で遅いランチタイムを過ごしました。

「たっぷり野菜のハムチーズサンドイッチ・ドリンク付き」をオーダー。珈琲館なのにドリンクはダージリンにしました。

この紅茶と共に運ばれてきたのが砂時計です。「砂が全部落ちてからどうぞ。」とお店の方に言われて、じーっと砂時計に注目していました。この間、頭の中は空っぽ状態。不思議なことに、砂時計の砂が落ちていく時間はほんの数分だったのに、ゆったりした気分になれました。

砂がすっかり落ちたので、おもむろにポットからカップに注ぎます。自分の手をほんの少しかけることで生まれる満足感、とでもいうようなものが身体のどこかから湧いてくる気がしました。

それは落ち着きを取り戻すことができたりもする、なかなか良いものだったのです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする