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「宮沢賢治学会イーハトーブセンター会報 第63号・種山ヶ原」
昨日、宮沢賢治学会イーハトーブセンターから会報第63号他が届きました。関係者の皆さま、お忙しい中、コロナ禍の中、お骨折り下さいましてありがとうございます。
さて、第31回のイーハトーブ賞は毛利衛氏が受賞されたとのこと。
ずいぶん前に茅ケ崎に住む兄から『わたしの宮沢賢治 地球生命の未来圏』という毛利氏著の本が送られてきて、一気に読み終えたことを思い出しました。
その本の「はじめに」には、最初の宇宙旅行の時に「生徒諸君に寄せる」(「詩ノート」付録)という文章の一部を書き写した小さなノートを船内に持ち込んだとうエピソードが綴られています。「新しい時代のコペルニクスよ/余りに重苦しい重力の法則から/この銀河系を解き放て・・・・。」
この最初の宇宙飛行の際に兄が長男を伴ってNASAへ赴き、毛利氏が搭乗した「スペースシャトル エンデバー1号」を見送ったと記憶しています。北海道の余市町出身ということも、毛利氏を身近に感じることの一つで、この度のイーハトーブ賞受賞をとても嬉しく思いました。