透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

北海道開拓の村と百年記念塔

2021-11-16 20:36:15 | 日記

曇り。最低気温1.1℃、最高気温5.8℃。

古代律令制下の広域行政区分である「五畿七道(ごきしちどう)」を参照。

午前中は新札幌へ所用で出かけました。

午後からは北海道開拓の村へ。13時半から15時半まで、「北海道の近現代史~北海道の開拓、そして『士族移住』を中心に~」と題する講演会があり、お話を伺ってきました。講師は北海道博物館学芸員の三浦泰之氏。

北海道の開拓の一翼を担った士族出身の方々はそれぞれがお家事情を抱えて北のこの地にやってきたようです。トルストイ作の「アンナ・カレーニナ」の冒頭にある「幸福な家庭はみな似通っているが、不幸な家庭はそれぞれに不幸である」のように幸せが遠のいた士族のお家事情はそれぞれだったかと。

さて、講演会を終えて、開拓の村からの帰り途に、百年記念塔を眺めてきました。歴史といえば重いけれど、ざっくり言えば日々の積み重ね。だとしたら、今日という日はどんな歴史の1ページになるのでしょう。

コメント
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