透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

今年の漢字は「金」と卓上四季に

2024-12-13 19:51:09 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温-10.2℃、最高気温-1.7℃。

北海道立図書館にて、本日は『ゴールデンカムイ』の10巻と11巻を読んできました。

2階では「どんとこい!文学」のコーナーが設けられ、読書欲が掻き立てられます。

師走は読書が後回しになりがちですが、積読(つんどく)でもと・・・。

1年の世相を表す「今年の漢字」に「金」が全国からの投票で選ばれました。

1995年から始まったこの師走恒例の行事は、今年で30回目とのこと。

「金」は通算5回目で、今年を含めていずれもオリンピックの年だったそうです。

「きん」と読めば「歴史のあけぼのから人々を魅了してきた。希少であるがゆえに富や権威のシンボルとして珍重される」と。

「かね」と読めば、「どうしても陰りを帯びてしまう」と。

コラムは亀井勝一郎の〈金の魅力と魔力は殆んど絶対的です〉という言葉を引いて、「きん」と「かね」、「どちらであれ絶対的な力には用心を。歳末に肝に銘じる。」と結ばれていました。

「遠き日の過ち」と「冬の夜汽車去る」から生まれる物語はなんと深みがあるのだろうと、

解説を読んで思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・。

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