2023年10月21日は松戸のcolcovadoに菊田茂伸トリオを見に行った。
菊田さんは、下北沢のmusic Island Oで金澤力哉(金澤さおりんごスターの弟ベーシスト)との
ウッドベースのデュオを聴いて気に入ってしまった人だ。
もろジャズをやると噂されていたので、聴きにいった。
松戸西口の元松戸伊勢丹ののっぽビルの近くにcolcovadoはあった。
いつものように一番乗りだったが、あとでみんな顔見知りという感じのお客さんで
ライブハウスは満員に。
聞く所によれば、この菊田トリオを聴いて10年以上です。なんていう女性が多かったりするのだ。
きくちゃん推し、千春さん推し、中島さん推しが居るようでw、私はこのトリオは
初めてなので新参者で、もうどう足掻いても、日本中で聴いてきた観客の
足元にも及ばないのだ。
聴いたら、その理由は分かった。
第一部は菊田さんのオリジナルで、風景からインスパイアされた美しいジャズで、
私にはヨーロッパや北欧の風景が浮かんだ。
第二部はスタンダードも交えて、独自のスピード感、スリリングさ、転調などをふんだんに織り込んだ、
少しビ・バップ寄りのモダンジャズが展開された。
あああ、いいいいいい。
すごくイイ。
美しくも技巧的なピアノ、ファンキーな風貌とは違った理知的でかつ弾むようなベース、
ビートが効いたファンキーはドラム・・・
これは10年も応援したくなるわけだ。
たった1名だけ通りがかりで飛込のおじさんが居たが、すごく満足していた。
コルコバードに集うファンもやさしさと明るさに満ち溢れていた。
良いなあ、この空間。
また行こうと思った。
長いファンには追いつかないけどw
最高の演奏だった。
α7c、FE4-5.6/28-60
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