全米図書賞を受賞して話題の本、JR上野駅公園口 / 柳美里 ということで読んだ。
売り上げも第一位だったりするので。
1933年福島県相馬郡出身の男の人生を描いた物語。
上野公園でホームレスになって、過去を振り返りながら天皇制、日本の光と影を描く。
最初の上野公園のホームレスのシーンは展開していくのだろうと思って読んだら、
過去や内面を描きながら最後まで上野であった。
大変な力作なのだが、重くて辛いのであった。
やっぱり小説はもう少し楽しい方が良いかな。
このコロナ渦で読むと余計に辛くなった。
実は柳氏の山手線3部作の1作のようだ。
コロナが明けたら読む本w。
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