ヒトリ言。と、回顧録

些細な独り言。音楽と海外ドラマ好き。映画は時間があれば見たい。ブログは最近失速気味。

S島マリーナの夜~帰路

2004年12月05日 11時42分04秒 | 日記
S島と言うだけあって、一応岸からすごく近い小さな島である。
三方を完璧に海に囲まれた場所。
台風の影響で荒れますよ。とは聞いていたけど、翌日の天気予報を見て驚いた。
974hpまで成長した低気圧さんだったのか・・・

再放送のERの何シーズン目かを見終えて、寝る前の1服を蛍族はベランダでした。雨は強かったが、特に風も強くなく、一服してからベッドにもぐりこむ。
すやすやと眠っていると、激しい風の音で目が覚めた。3時前。
むむっ・・本当に荒れてきたなぁ。と思い、こっそりカーテンの隙間から外を覗く。
なんじゃこれ!ベッドから起きて、改めて海を眺めると、ベッドに入る前に見た時の海と、表情が一変している。
チャプチャプ程度だった海は、沖から白波がたっていて、マリーナの防波堤にも波が強く打ち付けている。強風が、ガラス窓を揺らし、窓ガラスもガタガタ轟々言っている。
雨は、眠る前と反対方向に横なぐりで降っていて、係留されているボートも風に揺れていた。
防波堤に叩きつけ、砕けた波しぶきが、強風に流されている。
思わず、すっかり目が覚めてしまった。
相模湾の中で、更に湾になっている様な場所で、こんなに荒れてるって事は、この外はどんななってしまっているんだ!今すぐ城ヶ島に行ってみたいー!そんな衝動に思わずかられながらも、旅行の行程も残っているしと、しばし外を眺めてから再びベッドにもぐる。
強風で、若干建物も揺れる。とはいえ、自宅木造アパートとは、当然の様に作りが違うので揺れる。と言っても、そんなでもないのは、やはりさすがだ。←比較対象が悪いのでは・・・

窓際のベッドに寝ていたので、カーテンの端を少しだけあけておいた。
どうにも眠れないので、ぼんやり外を眺めていると、突然の青い発光!
おぉ!この上、雷なのかー!!と思った瞬間、非常灯がついた。
ん?停電って事か?今の発光は、建物の電線でも切れたのか?
この風の中じゃ、復旧作業もままならないだろうしなー。いつ頃復旧するのかなぁ・・・
と思って外を見ても、海の向こうに見える対岸は、電気がついている。って事はやっぱりこの建物だけなんだな。と思っていたら、翌朝ホテルの人に聞いたらマリーナ界隈は全部停電だったらしい。
この非常灯・・消えないのか・・・。結局停電が復旧する8時くらいまでずっとついていた。
普通に明るいし、やっぱり外は激しいしで、ベッドにもぐってみたり、また起きて外を覗いてみたり。

6時少し前にはまだ真っ暗で、6時を回ってから白んできた。
やっと少し眠れそうな気配で寝てみたが、7時半過ぎくらいから、ジリジリと日が照り始め、8時には、カーテン越しでも充分に暑くて目を覚ます。
あっつい・・・。
そして、また少しウトウトしていると、アラームが鳴った。起床・・・。
眠いのは眠い。でも、深い眠りにはならなかった様で、さっくりと起きれた??よな。うん。

外の風は全然収まっておらず、相変わらず波しぶきが、吹き上げていたが、空は真っ青ですごく綺麗だった。
そして、天気予報通り、暑かった・・・・。

適当に支度をし、10時くらいにマリーナを後にする。
部屋でゴロゴロしていた時に、心配だった事が一つあった。
他の宿泊客の皆様のお車は、お高くて、大きい車ですが、当方のいかにも軽そうな車が、そのお高そうなお車に風に吹かれて激突してるとか、横倒しになってる。とか、そんな事にはなってないよなー。と・・・
ニュースで風速40Mを観測した。とか言っていたので、非常―に心配だったが、無事1300cc「わ」ナンバーは、そこにいた。良かった・・・。
車を見て2人して一言
「汚ねぇー!!」
思いっきり潮をかぶり、車はベトベト。窓と言う窓は、全然見えない・・
サイドミラーも当然見えないので、拭いていると友達が「塩だ!」と声をあげた。
「本当だ!」塩がとれた。三浦産天然塩は身体にいいのかなー。
良く見えないよう。と言いながら出発←危ない
前と後ろは見えるから大丈夫さ!!
友達が最近美術館に行っていない。と言うので、美術館に行くことにした。

美術館に向かう途中の道で、波をかぶって歓声?をあげてみたり、荒れた海の向こうに見えた富士山に「おぉー!!」と、2人で、また歓声をあげたりして雨でもないのに、ワイパー活用して美術館に到着!
「世界の美術館」
と言う美術館建築の展示だった。
建築については、全然分からないんだけど、完成予想として作られたミニュチュア?は手の込んだ作りのものが多く(それが当たり前なんだろうけど)そのミニチュアと、現物の写真や、デザイン画を比較しながら見るのは、なかなか面白かった。
サンディエゴの美術館、ユダヤ人の迫害を扱った美術館、洞窟壁画の美術館は、行ってみたいな。と思った。

デザインにも国柄と言うのはやはり出るものなのか、敢えて、それを強調したものなのか。
ドイツ人の建築家さんの建造物は、すごく分かる気がした。なんかすごくドイツなんだもん。建物の持ってる雰囲気とか、ミニチュアの凝り具合全てが(笑)

1時間半くらいかけて展示を見終えて、美術館の庭?からみた海と富士山は綺麗だった。
強風で上空の塵やガスがなく、青い空も綺麗だった。
裏手に見える山々が、色づいていたら、もっと綺麗だっただろうなー。と思うと残念ではあったけど。
海と富士山を2人して携帯カメラで撮影するも、風がやはり強くて自分を支えるのも結構大変(笑)風に煽られながら、何とか収めてみた。

美術館で食事でも。と思ったら、予想を越えるエクスペンスィブさに、断念(笑)
飯を食う場所を探して車で徘徊開始!
車は暑さでエアコン回す始末(笑)

相変わらずナビを活用出来ない私。そして、変な習性がある様で、よく分からない細い道に吸い込まれる様に行ってしまう。そして、また、おかしな道を回ったりしながら、昔行って景色が綺麗だった気がするA崎でも回ってみよう。と向かった。
しかし・・景色を見るには、駐車場代をとられる事が判明し、引き返す。

なかなか良さそうな食べ物屋が見つからず、かなりウロウロ。
H山の方が、こじゃれた店があったね・・。と言いながら、何度も通った道を今日も行く(笑)
友達も、もう134号線は、きっと覚えたに違いない(笑)
Jヶ島を通り過ぎ、M浦海岸を通っていると、入るならここか!と思った1軒目は、車が満車でNG、そのすぐ先に「ここならいいかなー」と言う店に強引に入ってみる。が・・・実は前からの駐車が苦手の私・・・どうにも上手いこと入らない(汗)道路は車の行き来が激しいし・・・。で、店の人に「これ以上無理なんですけどー」と泣きつき(笑)何かあったら車のキーを貸すので宜しく!と話しをつけて店内へ。
値段を見て・・・「おぉ・・・エクスペンスィブだぜぇい・・」と落胆したが、スープや、前菜のオードブル食べ放題、食後にケーキバイキング?そしてドリンクつきなら、納得かも!と、俄然元気に!
モリモリ前菜を食べ、スープも2杯、メインのスパゲティーもなかなかおいしかった。カニ味噌クリームスパゲティー♪
そして、食後のデザートへ!
友達がソフトクリーム機を発見!どうやら自分で絞り出して好きなだけ食べられるらしい!季節外れの気温25度には、ちょうど良い感じだ(笑)
このソフトクリーム、甘すぎずに美味しかった!食べ物には満足した。もう少しゆっくりしたかったんだけど、諸事情あって、ゆっくりムードを味わえない感じだった為、帰路にむけて出発することにした。
 
 
飯を食い終え、せっかく借りた車だし、と言うことで、埋め立てで作られた公園だけど、海沿いの公園に行ってみる。
そこで、ちょっとだけだけど、ぼんやり休憩することにした。

ベンチに座り、目の前に見える島を見ていると・・それはどうやら猿島っぽい。



さすがに海が荒れていて船は出ていない様だった。でも、多分あれは立地的に行っても猿島だと思う。
昨年は上陸し(笑)今年は、それを眺めてみた(笑)

北K里浜に向かうのに、少々渋滞に巻き込まれたものの、汚いままギリギリレンタカー屋に飛び込み、セーフ!!
道中、ミラーぶつけてみたり、ビックリする道に何度も行ってしまったりして、ご迷惑をおかけ致しました(笑)
いやはや、自分で自分の首を絞める様な道を通るはめになったりして、若干汗が出た。
結構面白かったけど(笑)<をい

H山からJヶ島に向かう道すがらに見つけた、怪しいインド料理店。
カレーづいてる昨今の私は、この店を見てから何かにつけて「じゃ、あのインド料理屋に行く?」としつこいまでに言っていた。まぁ、最後にはネタにしてたんだけど、実は、今もあのインド料理は気にはなっている。
いつか、機会があって、覚えていたら(笑)勇気を出して入ってみよう!
と思う。

そして、北K里浜から、K急様に乗って帰路につく
この風で飛行機がちょっと心配・・・
と言ってたりしていたが、空港行き連絡の車内でも、なんのアナウンスもなかったから平気かな。と勝手に思っていたりしたので、K田で「次は竜宮城で!」などと思いながら、それぞれの帰路へ・・
して・・・しばらくすると・・・
「飛行機がー!」
と言うメールが・・・
いやぁーん!!
と言う訳で、ちょっとだけだけど、再び合流。
どこに出るにも出やすいだろう。と踏んでS川にて待ち合わせ
S川で、策を練るにも、タウン○―ジだけでは色々判断出来ず、結局立地と名前?だけでエクスペンスィブな宿泊先になってしまった・・・
宿近くの広島焼き屋で、ご飯を食べ「明日気をつけて帰ってねー(泣)」と、私は帰路へ
S川に呼び出してしまったのがいけなかったのかもしれない
と、若干反省(汗)

翌日飛行機は無事飛んだ様ではあるが、かなり疲れた帰路になってしまったことだろう・・

お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました!

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