ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

損害賠償

2010-09-28 16:27:25 | 日記

自殺者は、一向に減る気配がない。

鉄道への飛び込み、ビルからの飛び降りなど巻き添えのある場合は、
巻き添えを受けたり、交通の影響で、遅刻したり、振替輸送で鉄道会社
も利用者も多大な影響や損害を受ける場合もある。

鉄道の場合は遺族へ請求することはないと聞いたことがある。

ホテルは、請求するのだろうか。

今回、賃貸で、「室内で自殺されたので、借り手がないので」と損害賠償を
請求したというニュースがあった。

請求すること自体は同情する気持ちにはなる。
請求したくなるのは当然だろうと、思う。
しかしながら、弱みに付け込んで過大な請求をする場合があるようだ。

遺族の、悲しみを、どん底へと突き落とす仕打ちといえるだろう。

会社の同僚を自殺で失ったことのある知人が、「辛い!」と言っていたが、
遺族にとっては、辛いどころでなく地獄になるかも知れないわけで、自殺希望者には
「家族のことをもっと考えて」と言いたくなる。

「赤子の手をねじる」とか「生き馬の目を抜く」悲惨なことわざが、あるが、実際の社会に
存在することが、悲しい。怒りさえこみ上げる。