「5階窓にぶら下がる女児、落下…布団でキャッチ」
「草刈り機の刃が首に…作業中の男性が死亡」という明暗が分かれた、ニュースがあった。
近くで、草刈り作業をしていた近所の人が、窓のぶら下がっている2歳のこどもを発見。
「救急車と布団をお願いします」と大声を上げたという。
すぐ、近くの人から布団が渡され、また別の近所の人と布団を広げ、落下してきたこどもを
無事キャッチ。けがはなかったという。
2歳でも5階からなら、相当な重さになるはず。
大人が落ちてきたとき腕で抱きとめたら、受け止められずに、地面に落ちてしまうとか。
布団で受けたとしても、よく衝撃を最小限にできたもの。
近所の人々の連携プレーととっさに動いてくれた、人々の勇気と、判断力と、が、ベストマッチしたということだろう。
同じ草刈り時のできごとが、もう一方では、ちょっとした不注意が死亡事故になった。
たった一人でも、危機管理の出来る人がいれば、防げたはずの、悔やみきれないニュース。
この、明暗を分けたものは、一体なんだったのか。