いつもの練習ピアニストが所用のために、別のピアニストが練習に付き合ってくれました。
練習する曲を聞いて、受けたが、後日に話とは別の、楽譜が送られてきて驚いたそうです。
ざっと目を通したものの、練習ができなかったとのことでした。
団員には、二つの曲を練習すると聞かされていましたから、「おそらく、やりますよ」と伝えました。
ピアニストにとっては初めての練習場。
たまたま、ご一緒になったので、道々、簡単な流れなどを説明。
練習場に着くと一番乗りでした。
椅子並べをしながら、ピアノの練習をお勧めしました。
「いいわよ」と一緒に椅子を並べるのを手伝ってくれました。
並べ終わってしばらくすると、団員たちが集まってきました。
指導の先生も到着。だいたい予定の時間に、まず発声練習からスタートしました。
ピアニストの紹介があって、早速練習に入りました。
全5曲の練習が終わり、終了時間が15分ほどとなりました。
「それではレフィーチェをやりましょう」ということになったのです。
初見というピアニスト。
さすが、プロ。
見事に伴奏をしてくれたのです。
ピアノのレッスンを受けたことがあります。
とちることなしに、一曲をきちんと弾くことの大変さは、味わったことがあります。
何とか弾けたと先生の前に言ってピアノに向かうと、途中で止まったり、間違ったり。
暗譜するくらい指に教え込まないとすんなりとは弾けないのです。
ピアニストのコンクールとかはすべて暗譜だと聞いたことがあります。
無意識に運指ができるまで、弾きこなす。
そういう厳しい世界なのでしょう。
楽譜をみて、たぶん、無意識に暗譜していくのでしょう。
ピアニストって、素晴らしい!と感激しました。
合唱だって、初見で歌うのは当分無理としても、せめて暗譜して取組たいものだと思いました。