記事抜粋ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
空き家問題は西日本豪雨以外の他の災害でも顕在化している。訪日外国人客でにぎわう大阪・難波。百貨店やホテルが立ち並ぶ駅前の一等地だが、9月4日の台風21号で被災した空き家が2か月以上も放置されている。
南海・難波駅前のビルの谷間に残る空き家は外壁が大きく崩れたままだ。
市は所有者側と連絡を取って撤去を求めているが、近くで飲食店を営む男性は「ここは観光客も多く、危険なだけでなく景観も損なう。早く何とかしてほしい」と話す。
大阪市には今年7〜9月、空き家に関する市民からの通報が407件前年同期(81件)の5倍。
多くが6月の大阪北部地震や9月の台風21号で被災し、放置。