不思議活性

『A氏の健康日誌』より 1



  『A氏の健康日誌』 

  はじめに

 A氏は薬嫌いです。これから紹介するのは、A氏の健康日誌からですが、A氏の了解を得ていますのでご心配なく・・・・。

 A氏はこのところ何十年と風邪にかかることもなく健康です。働き盛りの若かった頃、風邪にかかった時でした。その時、処方された薬を飲んだA氏ですが、薬を飲んでも効いたふうでもなく一層具合が悪くなってしまったことからか、A氏は薬に対する信頼があまりないのでした・・・・。もっとも、動くのもやっとだったA氏が、病院のベッドで点滴(栄養や水分の補充)を受けまもなく元気になり家に帰ることが出来たときには感謝でした。

 ・・・・そんなA氏ですが10年ほど前だったろうか。左目が緑内障であると診断されたのです。そのとき、二ヶ月ほど緑内障のための点眼液を試したのですが、いつのまにか目が急にくぼんだようになってしまったのと、点眼液の効果もはっきりしなかったので、A氏は医者通いは止めてしまいました。両目で見る日常生活には、これといった支障はなかったからです・・・・。
 それがこの四月。リタイア生活となったA氏ですが、ときどき左目のかすんだ感じが気になり、A氏は、依然行った医院は行きづらかったからか、別の眼科医院へ行ったのでした。

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 今回の医院でも、二種類の点眼液を処方されたでA氏ですが、薬嫌いのA氏ですから、その点眼液についての副作用についていろいろと調べてみたのです。そして、一つの方の副作用の項を読んでいて怖くなって、他の一つの点眼液だけを左目にだけ使用することにしたのでした。

 以下、A氏の健康日誌より。

主な副作用として。
結膜充血 、 眼そう痒症 、 眼瞼色素沈着 、 角膜糜爛 、 睫毛異常 、 睫毛が長くなる 、 睫毛が太くなる 、 睫毛が濃くなる 、 眼瞼多毛症 、 結膜炎 、 結膜浮腫
重大な副作用として。
虹彩色素沈着
上記以外の副作用として。
結膜出血 、 眼瞼浮腫 、 眼瞼紅斑 、 眼瞼そう痒症 、 眼瞼障害 、 眼脂 、 点状角膜炎 、 眼刺激 、 霧視 、 眼異常感 、 眼違和感 、 眼べとつき感 、 くぼんだ眼 、 結膜色素沈着 、 眼瞼炎 、 眼瞼下垂 、 涙液分泌低下 、 霰粒腫 、 マイボーム腺梗塞 、 糸状角膜炎 、 角膜血管新生 、 虹彩炎 、 眼乾燥 、 眼灼熱感 、 眼痛 、 羞明 、 白内障 、 眼精疲労 、 視力低下 、 視覚障害 、 眼球運動失調 、 眼圧上昇 、 ぶどう膜炎 、 黄斑浮腫 、 乾性角結膜炎 、 流涙 、 狭心症発作 、 高血圧 、 胃不快感 、 咳嗽 、 尿潜血 、 CK増加 、 口唇疱疹 、 浮動性眩暈 、 頭痛 、 胸痛 、 耳鳴 、 白血球数増加 、 ALT増加 、 γ−GTP増加。

 まあ、一つの点眼液の副作用の項を読んで怖くなってしまったA氏ですが、もう一つの点眼液の副作用の項もみました。

 PMDAより。PMDAとは。<独立行政法人医薬品医療機器総合機構、厚生労働省所管の独立行政法人である。医薬品機構、PMDAなどと略す。 医薬品の副作用又は生物由来製品を介した感染等による健康被害の迅速な救済を図り、並びに医薬品等の品質、有効性及び安全性の向上に資する審査等の業務を行い、もって国民保健の向上に資することを目的とする。>とありました。

 以下、抜粋です。

2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.2 気管支喘息又はその既往歴のある患者、気管支痙攣又は重篤な慢性閉塞性肺疾患のある患者[喘息発作の誘発・増悪がみられるおそれがある。][11.1.2 参照]
2.3 コントロール不十分な心不全、洞性徐脈、房室ブロック(Ⅱ、Ⅲ度)又は心原性ショックのある患者[これらの症状を増悪させるおそれがある。][11.1.3 参照]
2.4 重篤な腎障害のある患者[9.2.1 参照]

8. 重要な基本的注意
8.1 全身的に吸収される可能性があり、β遮断剤又はスルホンアミド系薬剤の全身投与時と同様の副作用があらわれることがあるので、留意すること。特に、重篤な副作用もしくは過敏症状があらわれた場合には投与を中止すること。
8.2 縮瞳剤からチモロールマレイン酸塩製剤に切り替える場合、縮瞳作用の消失に伴い、屈折調整を必要とすることがある。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 肺高血圧による右心不全のある患者
肺高血圧による右心不全の症状を増悪させるおそれがある。[11.1.3 参照]
9.1.2 うっ血性心不全のある患者
うっ血性心不全の症状を増悪させるおそれがある。[11.1.3 参照]
9.1.3 糖尿病性ケトアシドーシス及び代謝性アシドーシスのある患者
アシドーシスによる心筋収縮力の抑制を増強するおそれがある。
9.1.4 コントロール不十分な糖尿病のある患者
血糖値に注意すること。低血糖症状をマスクすることがある。
9.1.5 眼内手術の既往等のある患者
角膜内皮細胞数の減少により角膜浮腫の発現が増加する可能性がある。
9.1.6 急性閉塞隅角緑内障の患者
本剤を用いる場合には、薬物療法以外に手術療法などを考慮すること。
9.2 腎機能障害患者
9.2.1 重篤な腎障害のある患者
投与しないこと。ドルゾラミド塩酸塩及びその代謝物は主に腎より排泄されるため、体内に蓄積するおそれがある。[2.4 参照]
9.3 肝機能障害患者
肝機能障害患者を対象とした臨床試験は実施していない。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
ドルゾラミド塩酸塩の動物実験(ウサギ、経口)において、母動物に代謝性アシドーシスを生じる用量を投与したとき、胎児の中軸骨格奇形が報告されている。
また、チモロールマレイン酸塩の動物実験(経口)において、器官形成期のラットに500mg/kg/dayを投与したとき骨化遅延が、マウスに1,000mg/kg/day、ウサギに200mg/kg/dayを投与したとき、死亡胎児数の増加が認められている。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。チモロールマレイン酸塩はヒト母乳中へ移行することがある。
9.7 小児等
小児を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
一般に生理機能が低下している。
10. 相互作用
ドルゾラミドは、主としてCYP2C9、2C19及び3A4によって代謝される。チモロールは、主としてCYP2D6によって代謝される。[16.4 参照]
10.2 併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等            臨床症状・措置方法      機序・危険因子
オミデネパグ イソプロピル
結膜充血等の眼炎症性副作用の発現頻度の上昇が認められている。

11. 副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1 重大な副作用
11.1.1 眼類天疱瘡(頻度不明)
結膜充血、角膜上皮障害、乾性角結膜炎、結膜萎縮、睫毛内反、眼瞼眼球癒着等があらわれることがある。
11.1.2 気管支痙攣、呼吸困難、呼吸不全(いずれも頻度不明)
β-受容体遮断による気管支平滑筋収縮作用により、気管支痙攣、呼吸困難、呼吸不全があらわれることがある。[2.2 参照]
11.1.3 心ブロック、うっ血性心不全、心停止(いずれも頻度不明)
β-受容体遮断による陰性変時・変力作用により、心ブロック、うっ血性心不全、心停止があらわれることがある。[2.3 参照],[9.1.1 参照],[9.1.2 参照]
11.1.4 脳虚血、脳血管障害(いずれも頻度不明)
11.1.5 全身性エリテマトーデス(頻度不明)
11.1.6 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(いずれも頻度不明)
11.2 その他の副作用、

・『A氏の健康日誌』、 続きは次回に・・・・。
    
  

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