先日は潟町駅のリニューアルをお伝えしましたが、今回リニューアルされた駅は新潟県内にもう1つあります。それは、信越線の宮内駅です。
では、宮内駅はどんな駅か。信越線と上越線が分岐する駅で、長岡駅から直江津方面に数えて1駅目にあたります。吉乃川酒造のお膝元にあたり、「越乃shu*kura」の停車駅でもあり、蔵開放となればNODOKAによる「摂田屋 蔵開き号」が運転されます。駅舎の方は、平成4年に橋上駅舎化されています。エレベーターはないですが、電動車椅子でもアプローチできるようになっているのが特徴です。
それでは、宮内駅のリニューアルの模様を見てみましょう。訪問日は、2015年4月11日(土)でした。
宮内駅へは上越線1736Mでアプローチ。3面5線の構内です。到着した1番線横にトイレがあります。
階段を上がって改札へ。通路の壁からして江戸時代の造り酒屋の雰囲気です。
改札を出ました。窓口に瓦屋根が付き、吉乃川酒造の雰囲気になっており、入り口には自動券売機が1台。委託駅で、営業時間は7:15~18:45です。
窓口の左手にある待合室。これまた「こだわり」をもって設えられました。16人分座れるようになっています。尚、運用時間は7:00~18:45です。
さて、西口へ。長いスロープになっています。所々に窓があり、明るい印象です。
西口に出ました。長い自由通路の入口といった趣です。
駅前の様子。宮栄、要町方面の住宅地です。雨の中でも立派な水仙が。
再び改札前を通って東口へ。ステンドグラスがチャームポイントになっています。
テラスから駅前の様子。ロータリー向かいには青島ラーメンが。摂田屋地区は徒歩圏内です。
さて、東口へ。右手の通路は階段となっています。
東口に出ました。学生時代と変わらない、お洒落なデザインです。階下に公衆トイレがあります。
階段の脇には「醸造の町 摂田屋」の看板が。近年になって付けられたと思われます。
東口にはロータリーがあり、長岡駅方面からのバスが発着します。
しばらく長岡方に歩いた後、北側の通路から改札へアプローチ。長いスロープになっていました。
明日は吉乃川の蔵開放です!!
宮内駅のリニューアルの模様は以上です。今回のリニューアルは内装だけでしたが、明日19日の蔵開放に合わせてセレモニーが催されます。
ざっと全体を見てみますと、エレベーターはないものの、バリアフリー法を先取りしたような設計だと感じました。2011年に橋上化された黒井駅がバリアフリーの概念のない設計だと思えば、これは評価出来る設計だと思います。私はこれまで2832駅(2015年4月18日現在)巡ってきましたが、前後に長いスロープのある橋上駅舎は珍しいのではないでしょうか。
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