鯉川駅から13時14分発の650M(701系N7編成)に乗車し、1駅秋田方面へ。
13時20分に八郎潟駅に到着。この駅で折り返す列車があり、2面3線の構内です。その横に朽ちた側線があります。尚、この駅から秋田方は複線、東能代方は単線となっています。
跨線橋を渡って駅舎の中へ。窓口のようなブースがありますが、2012年2月11日を以って「Kaeruくん」から指定席券売機に変わっています。駅員は居ますが、運輸業務とサポート業務のみです。以前紹介した鷹ノ巣駅も同様の道を辿っています。尚、指定席券売機と券売機の運用時間は6:50~18:55で、それ以外の時間帯は乗車駅証明書発行機での対応となっています。
それでは駅舎撮影。昭和40年12月築の、典型的な国鉄後期型駅舎です。通路の右側は待合室で、トイレは右端というつくりです。
広い駅前広場の向かいには「潟の詩」というアートがあります。平成元年5月に信楽焼により造成されました。なまはげとうたせ舟のイメージでしょうか。尚、ここに描かれている願人踊は、毎年5月5日に開催されます。
駅前広場の北方には「花のかんむり」(平成元年3月)の銅像。お母さんが子供に花の冠を授けているイメージでしょうか。
駅前から少し北に進むと、年季の入って且つどっしりとした農業倉庫がありました。鉄道の駅が農産物の集散地だった頃を物語っています。
5分ほど歩くと、八郎潟町役場に到着。昭和40年代の香りがする役場建築です。早口駅で降りた時も同様の役場を見たっけ。
八郎潟町役場近くのローソンで食料を調達し、駅裏に行こうと、自由通路「ふれあいロード」を渡ります。明るく開放的で、壁には絵画が飾られており、私の目を楽しませてくれました。
駅裏に出ると、住宅地の向こうに独特の形をした山が聳えていました。森山といって、頂上の方に森林公園があります。八郎潟駅での46分間はあっという間でした。
つづく
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