昨日の「大阪都構想」の賛否を問う投票の結果、橋下代表の提案は
否定されてしまった。その結果を受けて橋下氏は現職の大阪市長職
の任期満了後は政治から引退すると表明した。
賛成/否定の差は約1万票ほどであったという。しかも若い人達は
賛成に投票した人が多かったという。つまり勝手な解釈かもしれない
が将来の大阪を担う人の多くは「大阪都構想」に賛成だった。
それなら、これから5年10年後には大阪都に変えて再生することが
出来るのではないだろうか。一回の投票で敗れたからといって自分た
ちで考えた最良の提案を諦めてしまうのだろうか。その程度の決意な
ら初めからやらなければよかったと思う。一回で賛成多数を得られる
と思っていたのだったら、それは社会を甘く見ていたのではないだろう
か。そして酷い言葉で言えば社会をなめてかかっていたこといなるの
ではないだろうか。
政治から引退するなどといわずに、再度投票を望むことがプロの政
治家だと思うのだが。橋下氏の再考を促したい。
蛇足をいえば、与野党がこぞって反対に回るというのはどうだろうか。
しかも、これまで絶対に手を組まなかった共産党とその他の党が連合
を組むというのは、それほど大きな利害が絡んでいるということなのだ
ろうか。もう大分前のことであるが、相反する相手と手を組んだ政党を
野合だなどと言って避難ともつかない論戦をはったのを思い出した。
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