用事があって出掛けた帰り、少し早い時間だったのでどうしようかなーと。
そうだ、美味しいみたらし団子を買って帰ろう。
国道1号線を走って、藤川町の一畑山薬師寺に行きました。
開運だんご1本50円!食券を買って注文するとその場で焼いてくれて
これがとっても美味しいのです。
お寺の駐車場に着いて食堂に向かう途中、ふと思いつき
駐車場の奥にある「蛇ケ谷龍神」の祠に行ってみました。
初めてここに来た時、紅葉の木の根元に倒れて埋もれていた観音様を見つけたのは
もう2年も前のことでした。
この場所でお祀りされているようです。
泥だらけだった顔がきれいになって、表情も柔らかく
笑っているように見えて、思わず私も微笑みました。
懐かしくなって、祠の先の広場へ行ってみました。
こちらも駐車場になっていて、奥に森の中へ入っていく小道が見えています。
案内板などは何もないのですが、多分これが牛乗山への入口です。
牛乗山は、第三紀末波蝕巨礫群という市の天然記念物になっている場所です。
誘うような「森の切れ間」です(笑)
どうなっているんだろう?ちょっとだけ行って見ようか。
樹木のトンネルをほんの数十メートル歩くと
パッと視界が開けて、不思議な感じのする空間に出てきました。
シダの中に背の低い松の木が点在しています。
牛乗山の頂上は、1億5千年くらい前は海底だったそうです。
地面はサラサラの白い砂粒で、水はけが良すぎて草が生えないそうです。
落ちている石も丸っこいです。
もっと登るかと思ったのですが、よく考えてみたら
一畑山薬師寺が山のてっぺんに建っているのだから
牛乗山が横並びの位置にあるのは当然でした(^^ゞ
いい眺めです。
さあ引き返そうか・・・
そう思ったのですが、もっと先へと誘う道があります。
ああ、抗えない(笑)
薬師寺とは反対方向へ向かうけど
歩いて帰れる距離だろうと予想して進みました。
*
平坦な尾根道です。
人がひとり歩けるくらいの道幅が筋のように続いています。
風が強くて寒い日でしたが、山の中に入ると無風です。
ちょっとだけのつもりだったので
手袋を車に置いてきてしまって、手が冷たい。
道の両サイドはこんな感じの雑木林になっています。
樹皮が白くなめらかな樹木たちに、あちらこちらから抱き付かれている
ゴツゴツした太い木がありました。
「モテモテの木だ・・・」にやにやしながら写真を撮りました(笑)
山の中を歩く時、偶然となり同士に芽生えて成長してきた
木と木の関係をあれこれ想像するのは楽しいことです。
道が二股に分かれています。
なんとなく右を選んで進みました。
しばらく行くと尾根道から
四角いゴツゴツした石が多い下り坂になってきました。
石積みの人工物が見えたので、少し戻って見てみると
お遍路のお地蔵様でした。
大きな岩を組んで作った祠が殆どですが
中にはコンクリートブロックのものもありました。
あ、こちらはレンガのお家です。
思わず「3匹のこぶた」の物語りを思う浮かべてしまって・・・スミマセン(^^ゞ
屋根に積もった土にシダが茂り、ステキな屋上緑化のものもあれば・・
自然岩を掘削したワイルドなものもありました。
興味深く見て歩いているうち、あっという間に
山を下りきって、一番札所のお地蔵様のところへ到着しました。
こちらは木造で、瓦屋根の立派な祠でした。
案内板がありました。
「三河八十八か所弘法巡り」は明治の中期に作られ
昭和初期には全山がライトアップされて、多くの参拝者が訪れました。
でも、戦時下に電線が供出され、賑やかだったお遍路道は廃れてしまったそうです。
どんな風景だったんだろう・・・見てみたかったです。
ちょっだけのつもりでしたが、ひと山下って1時間半くらい・・・
徳性寺の境内から国道1号線へ出て、ぐるっとひと回り
一畑山薬師寺へ戻ってきました。
帰宅後に調べたら、お遍路は徳性寺の東にある阿弥陀寺へ続いているようです。
もしかしたら、山の中で分かれ道になっていた場所を左に行ったら
阿弥陀寺なのかもしれません。
今度はこちらから順に回ってみたいと思います。
お店は3時までで、みたらし団子は食べられませんでしたが
面白い寄り道散歩になりました(#^.^#)
そうだ、美味しいみたらし団子を買って帰ろう。
国道1号線を走って、藤川町の一畑山薬師寺に行きました。
開運だんご1本50円!食券を買って注文するとその場で焼いてくれて
これがとっても美味しいのです。
お寺の駐車場に着いて食堂に向かう途中、ふと思いつき
駐車場の奥にある「蛇ケ谷龍神」の祠に行ってみました。
初めてここに来た時、紅葉の木の根元に倒れて埋もれていた観音様を見つけたのは
もう2年も前のことでした。
この場所でお祀りされているようです。
泥だらけだった顔がきれいになって、表情も柔らかく
笑っているように見えて、思わず私も微笑みました。
懐かしくなって、祠の先の広場へ行ってみました。
こちらも駐車場になっていて、奥に森の中へ入っていく小道が見えています。
案内板などは何もないのですが、多分これが牛乗山への入口です。
牛乗山は、第三紀末波蝕巨礫群という市の天然記念物になっている場所です。
誘うような「森の切れ間」です(笑)
どうなっているんだろう?ちょっとだけ行って見ようか。
樹木のトンネルをほんの数十メートル歩くと
パッと視界が開けて、不思議な感じのする空間に出てきました。
シダの中に背の低い松の木が点在しています。
牛乗山の頂上は、1億5千年くらい前は海底だったそうです。
地面はサラサラの白い砂粒で、水はけが良すぎて草が生えないそうです。
落ちている石も丸っこいです。
もっと登るかと思ったのですが、よく考えてみたら
一畑山薬師寺が山のてっぺんに建っているのだから
牛乗山が横並びの位置にあるのは当然でした(^^ゞ
いい眺めです。
さあ引き返そうか・・・
そう思ったのですが、もっと先へと誘う道があります。
ああ、抗えない(笑)
薬師寺とは反対方向へ向かうけど
歩いて帰れる距離だろうと予想して進みました。
*
平坦な尾根道です。
人がひとり歩けるくらいの道幅が筋のように続いています。
風が強くて寒い日でしたが、山の中に入ると無風です。
ちょっとだけのつもりだったので
手袋を車に置いてきてしまって、手が冷たい。
道の両サイドはこんな感じの雑木林になっています。
樹皮が白くなめらかな樹木たちに、あちらこちらから抱き付かれている
ゴツゴツした太い木がありました。
「モテモテの木だ・・・」にやにやしながら写真を撮りました(笑)
山の中を歩く時、偶然となり同士に芽生えて成長してきた
木と木の関係をあれこれ想像するのは楽しいことです。
道が二股に分かれています。
なんとなく右を選んで進みました。
しばらく行くと尾根道から
四角いゴツゴツした石が多い下り坂になってきました。
石積みの人工物が見えたので、少し戻って見てみると
お遍路のお地蔵様でした。
大きな岩を組んで作った祠が殆どですが
中にはコンクリートブロックのものもありました。
あ、こちらはレンガのお家です。
思わず「3匹のこぶた」の物語りを思う浮かべてしまって・・・スミマセン(^^ゞ
屋根に積もった土にシダが茂り、ステキな屋上緑化のものもあれば・・
自然岩を掘削したワイルドなものもありました。
興味深く見て歩いているうち、あっという間に
山を下りきって、一番札所のお地蔵様のところへ到着しました。
こちらは木造で、瓦屋根の立派な祠でした。
案内板がありました。
「三河八十八か所弘法巡り」は明治の中期に作られ
昭和初期には全山がライトアップされて、多くの参拝者が訪れました。
でも、戦時下に電線が供出され、賑やかだったお遍路道は廃れてしまったそうです。
どんな風景だったんだろう・・・見てみたかったです。
ちょっだけのつもりでしたが、ひと山下って1時間半くらい・・・
徳性寺の境内から国道1号線へ出て、ぐるっとひと回り
一畑山薬師寺へ戻ってきました。
帰宅後に調べたら、お遍路は徳性寺の東にある阿弥陀寺へ続いているようです。
もしかしたら、山の中で分かれ道になっていた場所を左に行ったら
阿弥陀寺なのかもしれません。
今度はこちらから順に回ってみたいと思います。
お店は3時までで、みたらし団子は食べられませんでしたが
面白い寄り道散歩になりました(#^.^#)